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いよいよ、皆川賢太郎 進発ですね~


昔はやたら長いスキーがステイタスだったのですが、今は違います。
皆川賢太郎の短いスキーと昔の滑り?ともいえるかな?回転後半のスケーティング気味のステップ!
近代スキーと古典的な技を組み合わせた皆川賢太郎のスーパーテクニック!悔いのないスキーをしてほしいと思います。


オリンピックの魔物


バンクーバーに一瞬の運命の風が吹いています。上村愛子の着地がその典型かと思います。勝負の結果はほんの一瞬です。

しかし日本選手のがんばりは日本の国難に神風を呼ぶことと確信します。




フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

アルペンスキーの回転競技は、使用する用具(スキー板)の過渡期を迎えていた。前年まで、競技中に使用されるスキーの長さは、195cmから200cmだったのが、このシーズンから、各スキーメーカーが新兵器として180~185cmの短く太いスキー(のちに『ショートカービングスキー』と呼ばれる)を開発・投入してきた為である。こうした新しい形状のスキーの狙いは、次の3点に集約される。

1.長さを短くすることで操作性を向上させる
2.幅広くすることで滑走時の安定性を向上させる
3.サイドカーブの回転半径を小さくして回転性能を向上させる
その一方で、デメリットも大いにあったのが実際だった。それを列挙すると

1.長さが短くなることで、前後のバランスを取りにくく、バランスが悪くなる
2.雪面に接する面積が少なくなり、雪面への食い付きが弱くなる
3.雪面からの振動をもろに受けて、脚部や腰部に負担がかかる
というものだった。各選手はシーズン前に、どの程度の長さのスキーを選択するかについてテストを繰り返し、メリット、デメリットのバランスを考えて、ほとんどが185cm前後のスキーを選択してきた。もちろん、前年と同じ195cmのスキーを選んできた選手も多数存在した。

そのなかで168cmという短いスキーを選択し、その戦闘力を最初に証明した選手の一人として、スラロームの歴史を変えた「スキーの革命児」として、さまざまなメディアで取り上げられることとなった。