こちらの続きになります。
週末の味変になります。
ヴィナコペルは1947年に設立され、
極めて高品質なワインを生産しています。
スロヴェニアのイストリア産地に位置し、
主に現地の代表的な葡萄品種に力を入れています。
特にレフォスコ種のワインが注目を集め、
世界的に高い評価を受けています。
スロヴェニアワイン
赤 / 辛口
レフォスコ・ディストリア 100％
紫かかった濃いめなルビー色。
香りは果実主体ですが、樽熟成によるアロマも
若干顔を見せてくれます。
サワーチェリー、カシス、スミレ、ラズベリー、
カシス、青梅、ブラックベリーと
ドライプラムのアロマにフォレスト・フロア、
タバコの葉、レッドペッパー、針葉樹、森林、
刈り草、黒スグリ、カカオ、皮革、たたみと
僅かなローストウッドのニュアンスを感じます。
味わいは酸味主体です。
しっかりした酸がワインのシャープさを与え、
オイリーな料理との相性が良いでしょう。
タンニンの存在感も大きく、
しっかりしたボディを持ちます。
酸味高めなサワーチェリー、黒スグリと
レッドカラントのようなフレーバーを持ちます。
あと数年熟成していくと
よりまろやかになって行きます。
余韻も長く、最後には黒系果実の香りが
口の中に残ります。
抜栓直ぐはやや強めの酸とタンニンを感じますが、
時間と共に果実感が花開きます。
相性の良い料理は、牛の焼き肉、羊の焼き肉、
ミートソースパスタ、牛肉ベースの中華、
牛すじ、トリッパ、ジビエ料理、サラミ、
レバーパテ、ボロネーゼ。
との事ですが…。
綺麗な濃い紫色です。
こちらも水の様にサラサラです。
強めの酸味と強めのタンニンの
美味しい大人なマリアージュ。
それらをまとめる最低限の甘味もグッド。
余韻はかなり強めで玄人向きのタンニン感。
本当にお口がサッパリします。
この強めの美味しい渋味(タンニン)が売りです。
酸味のキレとタンニンのお口のサッパリ感だけでなく
酸味と渋味が唾液腺を刺激してくれるので
両方の意味で食中酒に最適です。
お肉と合わせられますが、
ボディがサラサラでライト感もあるので
チーズやお出汁系、きんぴらごぼうや揚げ物など
お口をサッパリしたい普段のお料理に合わせられます。
Daniel's Wine Shop