幹事を務める全世代型社会保障改革ビジョン検討PTが開催され、改革ビジョンの取りまとめが小泉進次郎厚労部会長のもと全会一致で承認されました。


PTは、今年2月に「人生100年時代」の多様な生き方・働き方を実現する制度改革などを検討するため、厚生労働部会の下に、「全世代型社会保障改革ビジョン検討PTとして設置され、私も幹事の一人を務めました。

 

PTではこれまでに、現行の年齢を基準とする制度や、多様な働き方を妨げる制度の改革などを主なテーマとし、精力的に有識者へのヒアリング等を行ってきました。

 

とりまとめ案は「人生100年時代」や働き方の多様化を受け、給付削減や負担拡大とともに社会保障改革の「第3の道(リバランス)」を進める発想が必要だと指摘しました。

 

この第3の道とは、「発想」「年齢」「制度」という3つの壁を壊し、経済社会の担い手を増やすことで社会保障における受益と負担のバランス、支える側と支えられる側のバランスを回復すること(=リバランス)です。

 

雇用形態を問わずに社会保険に加入できる「勤労者皆社会保険」の実現のほか、年金加入期間の延長、在職老齢年金の廃止の検討などを盛り込んでいます。

 

それでは、とりまとめの骨格を紹介させて頂きます。

 

1. 基本的な考え方

(1)検討の経緯

(2)令和の時代の社会保障改革

2. 3つの壁の打破

(1)発想の壁を超えて ~リバランスの推進

(2)年齢の壁を超えて ~「現役世代」「高齢者」の概念の見直し

(3)制度の壁を超えて ~レールからの解放

3. 令和時代の7つの改革

①勤労者皆社会保険 ~人生100年時代のセーフティーネット

②人生100年型年金制度 ~選択できる年金制度へ

③雇用制度改革~雇用を縦にも横にも伸ばす

④医療・介護の提供体制改革 ~供給者目線から国民起点へ

⑤健康づくり抜本強化 ~人生100年時代の安心基盤

⑥子育て支援~社会全体で子育てを支える仕組みへ

⑦厚生労働行政改革~新たな時代に対応した組織のあり方

4. 医療・介護の提供体制改革 ~供給者目線から国民起点へ

(1)医療提供体制の高度化

(2)介護提供体制の高度化

5. 健康づくり抜本強化 ~人生100年時代の安心の基盤

(1)個人のインセンティブ

(2)保険者のインセンティブ

(3)企業のインセンティブ

(4)医師・歯科医師へのインセンティブ

(5)健康増進機器の導入

(6)大規模実証事業の実施

6. 子育て支援 ~社会全体で子育てを支える仕組みへ

(1)幼児教育・保育の強化

(2)学童保育の強化

(3)保育・学童保育のあり方

7. 厚生労働行政改革 ~新たな時代に対応した組織

 

以上が骨格となります。前回に各先生方から頂いたご意見を踏まえて修正した上で、今日の会合で示され承認されました。

 

私も、厚生労働部会長代理として、「人生100年時代」に向け、「新しいこの国の形をつくる『持続可能な社会保障』を創造して参りたいと思います。

 

自民党厚生労働部会長代理

衆議院議員 石崎徹