第10話


ショーインが新しく"あすトろ荘"の住人になることになった。部屋は葵のとなりの7号室。彼は自分の歓迎会に財力をフルに使った豪華な料理を用意し住民は大喜び。とはいえ、拓己は自分の立場を脅かされ気が気でない。そんなある朝、ライブを控え朝のランニングをしていた照子がタケノコらしき物体に襲われ足に怪我をしてしまった。しかし、タケノコは一瞬で消え去り残ったのは穴だけ。怪我をおしてライブの準備を進める照子、彼女の心にこれまでの経験と思いが去来する。


「(ショーイン)ハッ!?ウ〜ン…美味!」
「(ミラ)宮坂さんが作る朝ご飯は、全部おいしいんだから」
「(拓己)光栄です」
「(ショーイン)ホントすばらしいな、こんなおいしい物を作れるなんて。ウン!」
「(拓己)…《フフフッ…俺が勝ってるものだって、あるじゃないか》」
普通の朝食に感激する、ショーインさん!ミボー星人の味覚は、日本人とそう変わらないということかしら?ていうか食品からエネルギーを摂取するなんて、あちらの科学レベルもたかが知れてるわね…!?