10 古都内乱編Ⅱ

九島烈から周公瑾捕縛の協力を取りつけるため、達也と深雪、水波は九島家の本拠地である奈良を訪れる。九島烈は達也の申し出を快諾すると、孫の光宣を紹介。光宣は達也の一年後輩で、身体は弱いものの強力な魔法力を備えているという。食事の席で達也たちが伝統派の術者を探していると聞いた光宣は、自分から協力したいと申し出る。翌日、光宣の案内で奈良にある伝統派の拠点を回っていた達也たちは、奈良公園で伝統派の襲撃を受ける。


そうだ!皆さん、今日は泊まっていかれるのでしょう?家に、泊まっていかれないんですか…線の細い美少年タイプの、九島光宣くん!そんなキラキラ光線を垂れ流して、ひょっとして主人公の座を狙っていますの?それともまさか、正ヒロイン争いに参加するつもりですか…!?