2023年8月21日、自宅上空にて。
OC46便で対馬より飛来した、オリエンタルエアブリッジのDHC-8-200・JA803B。
ORCのDH2最後の1機となっていたJA803Bが、昨日30日のOC44便(IKI→NGS)を最後にラインアウトとなった。
JA803Bは1999年製造の機体で、2020年に中古機としてORCへやってきた。導入のいきさつについては、↓の記事を参照されたい。
2001年以降、NGSをベースに離島航路で運航されてきたORCのDH2。同社生え抜きの2機のうち、JA801Bは2022年8月にラインアウトとなり、その後NGSで解体となった。また、JA802Bは昨年2023年9月に運航終了となってその後離日し、現在はNレジに変更されてPERにいるようだが詳細は不明。
https://www.planespotters.net/airframe/de-havilland-canada-dhc-8-200-n579hc-rangeflyers/e240k6
今回のJA803Bの退役をもって、23年にわたったORCでのDH2の運航は完全に終了となった。
ORCではDH2の後継機としてAT46の2機(JA10RC・20RC)が活躍中。そのほか、EHのDH4を共通事業機としてOC便名で運航する路線が広がっており、FUKへのORC機材の飛来というのは、いまはなくなっている。
冒頭のカットは、繁忙期の臨時便で飛来していたJA803Bを撮影していたものだけど、本当にかろうじて、という表現がぴったりだったなぁ。
かつて天草エアライン(MZ)が飛ばしていたDH1・JA81AMも、2016年にラインアウトしてAT46・JA01AMへ置き換えられている。(JA81AMは現在も、タンザニアの航空会社で活躍してるけども)
独特のエンジン音を響かせながら、ゆっくりとFUKへアプローチしていたDH1やDH2の姿が、今となっては懐かしいばかり。
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