私事ですが、12月に2人目の孫が産まれる予定。


2人の娘夫婦に子ども1人ずつとなるが、2023年の出生率1.20を下回る事になる。
日本の2023年の出生数が、76万人と過去最低となる中、100歳以上の高齢者は、1963年の集計では153人であったのが、2024年9月16日(敬老の日)の調査では9万5千人あまりとなったと厚生労働省が発表している。


2025年には、日本人の10人に1人は80歳代で、国民の3割が65歳以上となり、高齢化は世界一となるらしい。
 

私より上の「団塊の世代」と言われる人達が、今の経済の基と言われる。そのジュニア達1970年代は200万人の出生数だった。それが2024年には、80万人割れになっている。想定よりも早いペースで少子化に拍車がかかったのは、2020年に始まったコロナ禍の影響も大きいとの事。
 

これ以上、急激に少子高齢化や人口減が続けば、あらゆる分野に活力が失われて、至る所で人手不足や労働力の減少がおこり、年金、医療、介護など社会保障制度が崩れる。そのため、現役世代の負担が増して、生活に活力がなくなり、若い世代の未婚化、晩婚化がより進む事になってしまう。
今年の年頭、岸田首相は、異次元の少子化対策に取り組むと決意を表明していたが・・・・。
 

日本について、悲観的な事ばかり記してきたが、その反面、女性の結婚、出産が社会進出の妨げにならないように、男性にも育休を認める会社も多くなり、働く環境も変わりつつある。
 

ちなみにハンガリーでは、3人の子供を産むと家があてがわれ、子育てに伴うケアが成人するまであるそうだ。だから、5年ほどで経済情勢が変わり、国の立て直しが出来た。そこらを日本も見習うべきではと思う。

中水野工場 製造課 K.T