今回の九州横断の目的地は大分。




そして、目的のイベントは大分県立美術館で開催中(8/21まで)の「国立国際美術館コレクション 現代アートの100年 ハロー、アート!世界に夢中になる方法」でした。


ちょっとタイトルが長いです。若者の集客を狙ったタイトルなのでしょうが、私にはちょっと邪魔くさいタイトル後半部分でした。


あまり知られていない作品が多かったようですが、中には撮影OKの作品もありました。私が良いなと思った作品は撮影OKの中にありました。


ハッシュタグを付けるとsns 発信可とあったので、数点紹介します。感想はあくまでも個人の意見ですので、軽く聞き流してください。


まずは、ジュリアン・オビーの「ファイルを持つヒロフミ」2005年


フラットな表現がとても良い。


特に手の美しさに釘付けになりました。


次は、塩田千春の「トラウマ/日常」2008年


吊るされたケージの中に石膏で固めた白いドレスが2点。とてもインパクトのある作品です。タイトルから、今の日本の若者の状況を想像してしまいました。これだけメッセージが強烈に、しかも美しく表現されているのは珍しいと思いました。


そして最後は、トラウマの背景に見えてましたが、伊庭靖子の「Untitled 」無題


これはもう、文句無しに美しい。色使い、陰影が繊細で清らか。技術の高さを感じました。これは写真ではまったく伝わりません。実際に見るしかありません。結構人気の作品でもありました。


という訳で、気に入った作品を紹介しました。2周して退出しました。


予想していたのより良かったと私は思いましたが、夫はそうでもなかったようです。英語の解説があれば良かったかなと思いました。


この後お茶を飲みに行きました。

続く。