スケーリングが苦手な人

結構いるみたいですね。。。

 

 

豊山とえ子のアシスタント、アイリです。

 

 

苦手な理由としては

「患者さんから痛いと言われた」

というものがあるようです。

 

 

患者さんが痛い思いをしないやり方を

現役歯科衛生士のとえ子さんに聞きました。

右差しあらためまして豊山とえ子です。

 

 

 

  スケーラーを研いでいますか?

 

スケーラーは毎回研ぐ必要があると

ご存知でしたか?

忙しくて毎回は研いでいない

という医院もあるかと思います。

 

 

切れないスケーラーだと

無駄な力を入れないと歯石が取れないので

患者さんからすると痛みを感じることも

あるのです。

 

 

とえ子さんの聖母歯科医院では

毎回シャープ二ングを行っています。

 

 

プロにとって「道具を整える」ことは

とっても重要です。

配慮や思いやりはそういうひと手間に宿ります。

ぜひスケーラーを研ぐことを

やってみてください。

 

 

Katie WhiteによるPixabayからの画像

  患者さんの反応をみる

 

シャープニングして切れるスケーラーだと

余計な力を入れずにスケーリングができるので

「痛くないスケーリング」が可能になります。

 

 

それでも患者さんが

ヒヤッと感じることがあるならば

それは「触ってはいけない箇所」。

 

 

そういう箇所は、

スケーリング終了後に対処します。

 

 

再石灰化が不十分なところであれば

MIペーストを塗るなど

その箇所にあった対応をしていきましょう。

 

 

どういう状態であれ、確実に対処できれば

症状は改善していきます。

※ホームケアに+αの提案も忘れずに!

 

患者さんの反応に意識を向けて

・すぐに対応する

・一言説明する

・ワンポイントアドバイスする

こういう小さな積み重ねが

患者さんの安心につながっていきます

 

自分の施術に集中しつつも

患者さんの反応をしっかりと見ながら

対処していきましょう。

 

症状や感じていることを

素直に伝えてくださった患者さんには

感謝しかありませんね。

 

 

  編集後記

 

私は野球観戦が大好きなのですが

野球選手は試合が終わったら

グローブやスパイクなど時間をかけて

磨くんです。

 

 

疲れているだろうに、すごいなぁ

と思っていましたが

道具を大切にするのは

スポーツの世界だけではないのだなと

今回とえ子さんの話を聞いて思いました。

 

 

私たち患者のことを思って

道具を磨いてくださる方がいるとしたら

感謝しかありませんね。