南紀白浜エアポートの取り組み | 和歌山市議会議員 戸田正人 オフィシャルブログ Powered by Ameba

南紀白浜エアポートの取り組み「空港型地方創生」について意見交換をしてきました。

 

㈱南紀白浜空港港エアポートは、年間約23万人が利用する南紀白浜空港を、2019年4月から和歌山県との指定管理契約(10年間)を締結。かつて3億円の赤字を抱えていたこの空港の再生に挑戦しています。

 

 白浜町は「関西の奥座敷」として関西からの観光客が多く、特に夏季に集中する傾向があります。しかし、約4割の訪問者が日帰りであり、地域への経済効果は希薄であるということ。一方、紀南地域にはロケット事業、いかだ下り、熊野古道など特色あるコンテンツが多く、観光資源としての可能性を秘めており、地域全体でのマネージメントを構築し、南紀白浜空港の価値を向上させる取り組みを行っているとのこと。 

 

南紀白浜空港は東京から1時間というアクセスの良さを活かし、地域の魅力を発信することで観光客の誘致を図っている。また、企業の投資や進出を促すために空港DXを導入し、視察循環の創出を目指しています。この取り組みにより、空港という公共資源を実証実験の場として提供することにより、投資、視察、企業成長、雇用創出といった経済循環の発展が期待したいものです。

 

 和歌山市においても、体験観光コンテンツの魅力向上とシーズとニーズをマッチングし、実証実験の場を提供する自治体として「実証実験チャレンジシティ和歌山市」宣言を行うなど、和歌山県全体がイノベーションハブになるような取り組みを行いたいものです。 

 

こんな循環ルートも良いのでは? *東京→白浜空港(白浜町)→JR紀勢線→和歌山市→関西空港→東京