2025アルテリーヴォ和歌山キックオフイベント | 和歌山市議会議員 戸田正人 オフィシャルブログ Powered by Ameba
「アルテリーヴォ和歌山」2025キックオフイベントに参加してきました。

現在、過去においてJリーグチームが誕生していない都道府県は福井、和歌山、島根の3県。

現在、アルテリーヴォ和歌山は関西リーグ(カテゴリーでいうとJ5)に所属しており、2025シーズンこそは次のカテゴリーであるJFLへと躍進することを期待しています。

以下、長文なのでスルーしてください

【プロスポーツとまちづくりに対する考察】

プロスポーツチームがない本市において、明確な事業構想及び事業計画がスポーツ団体、自治体共々になされていないような気がします。

当たり前のように、事業計画をつくるには理念やビジョン等の目指すべき姿と、それを裏付ける数字的エビデンスが必要であるということ。

その考察や調査が不十分なため、KPIとしての数的指標等、落とし込みができておらず、事業化どころか構想段階にまで至っていません。

例えば、今までのプロスポーツとまちづくりの概念でなく

①スポーツを「脱炭素化・循環経済」の起点に試合会場の電力は地元の再エネ、移動はEVやシェアモビリティに限定したり、フードロス削減を試みた「ゼロウェイスト・スタジアムデー」など。

②「サッカーを活用したまちづくり」ではなく、「まちがサッカーを活用する」取り組みを行う。
サッカーがまちの暮らしに内在化する仕掛けとして、ゴミ拾いが得点になる「街なかストリートサッカー」(市内で実施→スコアで表彰)。高齢者が応援するとチームのポイントになる「応援体力ポイント制度」。商店街がクラブと連携し、買い物ポイントで「クラブ勝利祈願チケット」を発行など。

③ 市民参加型クラブ経営(DAO的運営)として、チームの一部意思決定を市民投票やクラブ会員が行い、年間ユニフォームデザインやマスコット、イベントのテーマなどを市民が投票で決定。もちろんスポンサーもNFTや暗号通貨など用いる。

④市民が個人株主となる制度や地域課題解決や設備更新のための「目的別ファンド」を実施し、支援者に特典(投票権、体験権、運営参加)など付与することなど。

このように、市民並びにスポンサー等のステークホルダーが賛同したい!協力したい!投資したい!等、プロスポーツが新たな和歌山市の付加価値を生むような事業構想をつくっていきたいものです。
#アルテリーヴォ和歌山