今日はとあるカフェで25年ぶりに再会した人がいた。
たまたま、偶然居合わせて「正人か?」と向こうから声をかけてきてくれた。
25年前やり手の若手実業家だった男は、バブル期のはじけと共に借金まみれになり、人知れずこっそりと和歌山を去って行った男だ。
二度と和歌山で会うことがないと思っていただけに、驚きの方が強かった。
しかし、話を聞くと今では中国に本社を置き日本や台湾への貿易商で活躍されているとのこと。
なるほど。どん底に沈んでもやり手は必ず這い上がってこれるものだ。
通常の仕事でも、人生においても、どん底に叩き落とされた時が最大の見せ場。
そこから、這い上がった者は一皮むけて、自分に対しても、世間に対しても自信がつく。
面白いもので自信が付くと人に優しくなれる。
自信のない者こそ、腕力で人を抑えたがり、吠えちぎっては自己満足するだけ。
半端なところにしがみついていないで、トコトンまで落ちきってみろよ!次は上がるしかないぜ。