グータッチ | 戸田和幸オフィシャルブログ「KAZUYUKI TODA」Powered by Ameba
2018年07月07日

グータッチ

テーマ:ブログ
  昨日をもってロシアからの中継を終え、これから日本に戻ります。

おそらく今朝、4週に渡り出演させていただきましたフジテレビ「グータッチ」の最終回が放送されたと思います。


わずか10回と少しの練習しか出来ませんでしたが、そんな中でも子供達は僕が伝えたかった事に少しずつ反応してくれたのかなと思います。

僕が今回の仕事で彼らに伝えたかったことは。

サッカーは楽しいものだということ。
サッカーは自ら楽しむものだということ。
上手になりたかったら、毎日コツコツ練習すること。
仲間、チームを大切にすること。

これだけです。

番組として最後の試合に勝たせることが一つの目標だったりもするこの手の番組ですが。

サッカー、スポーツはそんな甘いもんじゃありません。

初めて彼らを見た時。
僕は最後の試合に勝利するべき、させなくてはという考えは、その場で捨てました。

結果として試合に勝つことが出来たら、最高だとは思いましたが。

僅か10回ちょっとの練習を、勝つことだけの為に行い。
結果勝てたとして、彼らに何を残すことが出来るのか。

時間をかけて考えました。

今回仕事ではありますが、縁あって一緒にサッカーをすることになった彼らに。

最後の試合が終わった時にどんなものを残すことが出来るのか。

長い人生の中のたった1ヶ月の付き合い。
ですが、ひょっとしたら今後の彼らの人生に影響を与えるかもしれない1ヶ月。

であれば。

サッカーを少しでも好きになってもらえるように。
サッカーをもっと楽しんでもらえるように。
サッカーを自らすすんで楽しめるように。
サッカーを通じて仲間を大切にし、対戦相手の選手とも仲良くなれる人になれるように。

そんな目標を掲げて、毎回彼らと向き合ってきました。

具体的に彼らに伝えてきたことは。

・挨拶は元気よく。
・人の話は目を見て聞く。
・失敗することを恐れず、試合で活躍する為に
    練習から積極的にトライする。
・分からない時は質問をする。
・疲れたり、痛かったり
    つまらなかったりしたら、伝える

僕と一緒にサッカーをする為のルールを作り、毎回の練習の中で彼らには伝えてきました。

僕も彼らと同じように、小学生の頃は学校の少年団でサッカーをしましたが。
試合をしては負けてばかり、しかも9点だ6点だという試合ばかりでした。

毎試合悔しくて泣き、上手くなりたくて練習をしましたが。
今でも良かったと思う、指導者の方達に感謝していることは。
試合に勝つ為に何かを強要されたり、ミスをしたことを咎められたり、負けて罰走を与えられたり。

そんな残念なことが一切ありませんでした。

負けて悔しくて、勝って嬉しい。

この自然な感情を、きちんと子供達に感じさせてあげることが大切だと。

自分の経験も踏まえ、そう考えてきました。

だから今回のグータッチでも。

そうしたいと思いました。

止める・蹴る・運ぶ、この基本的な技術をきちんと身に付けながら。
少しずつサッカーのプレーの仕方も学んでもらいたい。 

目の前の試合に勝つことだけの為に。

あれをしろ、これをするな、何故それをするんだ。

まだまだ4種の現場では、子供達にプレーの選択を強要したり、上手く出来ないことを咎めたり、汚い言葉を吐く指導者を見ます。

誰もがプロ選手になれるわけではなく、なる必要もない。

子供達がサッカーをする、サッカーを選んだ理由は
「楽しいから」

これだけなはずです。

少なくとも、小さな頃から一度として何かを強要されたり上手く出来ないことで罰せられたりした経験のない僕にとっては。

サッカーはずっと楽しいものでした。

上手く出来なくてもいいんです。
上手くなりたい、試合に出て活躍したい。 
そういう気持ちがあること、そういう気持ちを持たせてあげられるような向き合い方・指導をしていくことが大切だと思います。

今回、最終的には試合に勝たせてあげることは出来ませんでした。

彼らを勝たせてあげられなかった、指導者としての力不足はしっかりと受け止めています。
 
その上で、もし。

彼らが僕と一緒にサッカーをした時間の中で、少しでもサッカーを好きになってくれたり。

サッカーが上手くなる為にはどんなことが必要なのかを考えてくれるようになったり。

毎日の生活や、サッカーに対する取り組みが変わってくれたら。

良いなと思います。

あくまでも、番組として向き合うことになった子供達ですが。

制作スタッフの方達には「自分の子供だと思って接します」と伝え、短い期間でしたが共に勝利を目指して頑張りました。
 
勝負事は、勝つ為にやるべき。

本心からそう思います。

ただ、それと同時に。

如何にして勝つ、どんな自分・チームとして試合に臨むのかということも。
とても大切なことだと思います。

時に厳しく叱ったこともありましたが、最後まで彼らはよく頑張ったと思います。

この仕事の依頼を受けて良かったと、終わってみてそう感じます。

これから彼らがどんな大人になっていくのか。

自ら目標を定め、その目標を達成する為の努力を怠らず。

自分と周りの人達の為に頑張れる人になって欲しいと、心から願っています。

番組スタッフの皆さん、そして津久井FCの子供達はじめ保護者・コーチの皆さん。

色々とご迷惑をおかけしましたが、最後まで辛抱強くお付き合いいただきありがとうございました。








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