いつも見てくださる皆様、変わらぬ応援ありがとうございます。すでに色んな人が書いていますが学生リーグが閉幕しました。下形が総括役を残してくれたこともあり、自身3度目の、そしてキャプテンとして迎える初めての2022年学生リーグを振り返っていこうと思います。いつも通りまとまりの文章になってしまうと思いますが何卒ご容赦の程を。
学生リーグ前、十分な練習ができたかと問われれば答えは微妙です。練習試合は4月くらいから解禁されて結構組んでましたが新歓やらコロナやらあって、締めるところをきっちり締めるということがあまりできてなかった気がします、まあこれは僕のキャプテンとしての能力の低さにもあって今シーズンに通底することだったかもしれません。
練習サボる部員もいる中、本当にこれでよかったのか、目標に届くのか、下の代に負担をかけすぎてはいないか、キャプテンとしてもっとできたことがあったのではないか、もっとチーム一丸になることはできないか、、、現役の中で1番学生リーグに出ていて経験があると言っても、はじめての「キャプテンとしての」学生リーグに物凄いプレッシャーを感じていました。特に僕のプレースタイルからしてチームにどういう形で貢献できているか見えにくい(というか自分でもほんとに貢献できてんのかって思う)ので水球面での悩み、プレッシャーもありました。
そんなこんなしてても時間の流れは止められず試合を迎えることになるのですが本番の試合は1試合ごとに振り返る形にしようと思います、あんまり書きすぎると引退ブログみたいになりますが(まあ後もう少しで書くことになるのでしょうが。)気持ちが新鮮なうちに形に残しておきたいですね。
1戦目 vs成城大学
東大(7.6.4)17
成城(0.2.0)2
※3Pコールド
得点者 永野1.加藤2.大竹1.下形3.片桐1.小出4.川崎3下郡山2
締まらないゲームをしてしまったというのが1番の感想です。ダブルヘッダーだったので温存する意味もあってスタメン以外も積極的に使っていたのですがスタメンの動きが良いわけでもなく。相手が弱かったこともあるのでしょうがフワフワした雰囲気だったことが悔やまれます。キャプテンとしてもっとできたことがあったのかなという思いです。
2戦目 vs学習院大学
東京大学(2.5.2.3)12
学習院(2.4.3.2)11
得点者 笠間5.大竹2.片桐2.小出1.下郡山2
ギリギリ勝ち切れました。危なかった…
荒い相手といつもと違う笛にいまいち自分たちのプレーを合わせられず、苦戦。スコア的には接戦の中、選手全員ほぼ全く焦っていなかったのは練習試合での勝ちを積み重ねてきたからかなと少し練習が報われた気がしました。みんな頼もしかった。個人的には4pに同点に追いつかれた直後の攻めで下がられて、ミドルをいいコースに決められたことがこれも練習の成果が出た気がしてよかったです。
ちょっと長すぎますね…書きたいことが溢れてきます…
3戦目 vs一橋大学
東大(3,5,1,2) 11
一橋(2,1,2,3) 8
得点者 笠間5、川﨑3、片桐2、大竹1
個人的プレーでは1番良くなかった試合がこの試合です。あまり想定してなかったバックをやることになり、あまりに久しぶりすぎて中高の時同様攻め気を完全に失っていてしまいました。良くない。七帝戦でも僕がバックする事態もあると思うのでその時は全部後抜け出ます、すみません。チームとしては前半で5点差ついて雰囲気が緩くなってしまったというのとほぼ初めての長水での学生リーグでアジャストできていませんでした。安全に勝てたのはよかったですが練習試合では10点差とかで勝っていただけに締まらない結果になってしまいました。
4戦目 vs日本大学
対日本大学
東大(3,0,0)3
日大(10,5,3)18(大会規定により3ピリオドでコールド成立)
得点者 笠間2 川崎1
ほぼ1部みたいな相手との予選リーグ最終戦でした。だいぶ格が違いましたね。
ちょっぴりだけ思うのはいつもシュートをナイスセーブしてくれる原田含め後輩3人の好プレーに支えられてるなあ、情けないなあと。経験の差、センスの差、性格の差、それらがあったとしても4年としてキャプテンとしてプレーで引っ張るということにもうちょっと拘らなくてはならなかったと今更の反省です。
5戦目 vs順天堂大学
東大(1,3,2,0)6
順天(3,3,1,3)10
得点者 笠間4 川崎2
勝ったら入替戦の大一番の相手は国武を倒してきた順天でした。正直今シーズンの目標としてきたのはこの試合で、1番悔やまれる試合でもあります。対策はうまくはまり作戦勝ちできて相手の焦りを利用して差を詰め3ピリ終了時点で1点ビハインド。いけると思いました。流れに乗ってると。最高の展開でしたが、4ピリの立ち上がりから連続で失点し、こっちも3ピリまでで泳ぎすぎて泳げなくなってしまってOFのテンポが悪くなってました。最悪なのは自分が永退したことですね。自分はなんにも変わってない、弱いままでチームの足を引っ張ってしまうと心底実感しました。退水したプレー以外にも自分のプレー以外でももっとこうすればよかったと悔やんでも悔やみ切れない部分は沢山あります。学生リーグ中ベンチにいる時間は成城戦くらいしかなかったので、永退したあとベンチから見てる風景はなんか違和感があって、忘れられない景色です。
最終戦 vs国際武道大学
東大(1,2,2,5)10
国武(2,3,4,5)14
得点者 笠間5 大竹1 片桐1 下形1 下郡山1 川崎1
就活で小出を欠いていたのも大きいですが、順天戦よりも地力の差がもろに出た気がします。経験の差がやっぱりあって、基本がしっかりしていてなんだかんだ安定していて崩れない。試合に出た全員が点を取れたのはなんかエモかったですが、それだけです。さっきも書きましたが結局笠間ありきのチームになってしまったという反省はあります、それが悪いわけではないのですが。
ごめんなさい、めちゃくちゃ長くなりました。ここまで読んでくれた人はありがとうございます。次は七帝戦、引退試合です。おそらく10年にわたる水球人生の最後だと思います。自分は経験が長めだと言っても実力不足で大した水球もできてきませんでしたが残りの期間精一杯頑張って練習していこうと思います。ではまた。