東大1-3明大(勝:蒔田 敗:平田)
AbemaTVで観戦しました。
先発は鈴木健ではなく、春季7試合に登板して防御率2.45の3年生平田。
今日は良くもなく悪くもなくという感じでしょうか。長打から点は失ってしまったものの
明大の強打者達に多少打たれるのはある意味止むを得ないかも。
鈴木健はリリーフで登場、これが圧巻。与四死球ゼロというだけでなく、低めに集める制球、
そして変化球がいい具合に決まってタイミングを外す。
これから研究されるでしょうが素晴らしい。
東大はというと・・2試合連続完封負けは逃れたものの、
ヒットは放っておりチャンスは作る。
しかし記録には残らないものの観た印象として、とにかく送れない。
バントがファールになり、結局凡退というのを何度見たことか。
他大はというと、狙った場面できっちりと送ってきます。
そもそも、東大のようにファールになる場面自体があまりないです。
そりゃ他大打者は東大投手陣、東大打者は他大投手陣を相手にしているのだからその違いがあるのは分かりますが、
打てないのはまだしもバントは決めてほしいと思う人が多いのでは。
良かったというと、大井はファースト守備、送球だけでなくゴロ捕球まで
上手くなったなあと、以前どんなだったかというイメージも持てず勝手に思っています。
6回表だったでしょうか、一二塁間の強烈な当たりを飛びついて好捕、ベースに入ったピッチャーに転送して刺す。
次には一塁線の当たりまで好捕、鈴木健を見事に支える。
かつて梅林が飛びつかず一二塁間を破られたシーンを続けて目の当たりにしたことに不満だった筆者には好印象でした。
(それにしても梅林はケガでないなら、代打や守備固めで出てもいいような..)
あとはキャッチャーの和田。捕球もさることながら送球。
1回表の盗塁刺に始まり、抑止力を持たせて明大に走らせない。ロースコアの展開に持ち込めた原動力でしょう。
毎季開幕カードに参加の東大は、残り試合に研究されて臨むことになるでしょうが、
春優勝の明大にここまで食い下がったことをバネに次こそは勝利を!