

前回に続き、お口のトレーニングのお話です!
その前に、舌の正しい位置って知っていますか
正しい舌の位置

お口を使っていない時、飲み込む時にあなたの舌の先はどこにありますか?
1.舌が上顎全体にあたっている
2.舌が先だけ上顎に付いている
2.舌が上の前歯と下の前歯の間にある
3.舌が下の前歯の裏側にあたっている
正しい舌の位置は、
上顎の前歯の少し後ろに“スポット”と呼ばれる、少し膨らんだところがあります。
舌の先でスポットを触り、舌全体が上顎にペッタリと付いている状態です
ここに舌があると、お口が開いていても口で息をすることはできません!
必然的に鼻呼吸になるということですね
舌の筋肉が充分にないと、舌が下がってしまい
“低位舌”と呼ばれる状態になってしまいます。
低位舌だと困るの?

低位舌になってしまうと、見た目だけではなく、健康上の問題も出てきます
・歯並びに影響する
舌が前歯を触っていると、出っ歯や受け口の原
因等に…
・顔のたるみの原因
痩せているのに、若いのに、二重顎…
低位舌が原因かも…
・口呼吸になる
風邪やインフルエンザなどにもかかりやすくなる
口の中が乾燥して虫歯や歯周病を引き起こす
口臭の原因にもなる
・発音や滑舌が悪くなる
タ行、ナ行、ラ行などの発音が不明瞭になりやす
い
・いびきの原因 舌が気道を圧迫して呼吸がしにくくなるため、口 呼吸になるため ・睡眠時無呼吸症候群の原因 舌の筋肉が衰えることで舌が喉の奥に落ち込み、 気道を狭くして呼吸を妨げるため |
などがあげられます
トレーニング方法

1.あいうべ体操
“あ、い、う、べー”
とゆっくり大きくお口を動かします。
目標:1日10回×3セット
2.ポッピング
舌小帯を伸ばし、舌を上顎に密着させる筋力を養います。
ベロはスポットにつけて、舌全体を上顎に吸い上げます。
数秒ほど維持した後、上顎をはじくようにポンと音を立てて離します。
3.上顎に舌全体を押しつける意識
道具もなく、どこでも簡単にトレーニングできますね
しかも、簡単
私は、自転車に乗りながら、テレビを見ながら、ブログを書きながら等、ながらトーレニングしています
そして、最近患者さんに説明する機会が増えたました。
実際に見てもらうのが一番伝わるので、それもまたトレーニングになっています(笑)
子供たちの健康のためにも、
ご自身の健康や美容のためにも、
家族みんなでトレーニングしようと思いましたよね
やり方がわからない方は、お気軽にお声かけください
次の記事では、お口の回りの筋肉のトレーニングについてお伝えします
お楽しみに
合わせて読んで欲しい記事