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いつも『いのちのおはなし会』でお世話になっている、まき助産所のまき先生のブログ『お手紙☆』『もうひとつのお話』を読んで…。
これを読んで、自分のことかと思うほど重なって、興味のある人なんていないかも・・・とも思いましたが、色々なことを思い出したので、自分の母乳育児について書いてみようと思います。
まき先生とは、8年前、娘を出産して1カ月経たない頃、里帰りしてた実家におっぱいケアに来てもらったのが出会い。
妊娠中、出産や育児に関する本を読み漁り、産院の教室などで育児方法を学び、特に母乳育児に影響を受けたのは、先に出産した先輩ママが貸してくれた、ある母乳育児をすすめる本。
その本を読んで、私も赤ちゃんが産まれたら絶対母乳育児にする!と決めたのです。
その本には、『吸わせただけ出る。』や、『ミルクで寝るのはこんな理由があるからなんだよ』とか、母乳のいいところと、ミルクをすすめない理由みたいなのが書いてあって、初めての育児で右も左もわからない私は「その本の通りにやらなきゃいけない!」と思い込んでました。
今は、その本は正しい情報が書いてあったかもしれないけど、色んなママと出会って、見て、知って、『どのママ育児も素敵だな』『大切なのはそこだけじゃないな』って思うから、考え方はずいぶん変わってますが
その頃の私は頑な…というか、その本の言葉通り信じてるから、娘が生まれ入院中も『吸わせたら出る』を実践。
オムツ、着替え、温度、とりあえず、思い当たることが当てはまらなければ、おっぱい。
本に書いてある3時間おきに授乳どころか、娘さんは寝ないタイプの子で、1日の授乳回数22回とかで、ほとんど寝てない入院生活。
看護師さんが見兼ねて『ミルク足す?』って聞いてくれたけど、私が頑張ればいいんだし、ミルク足すとおっぱい出なくなるんじゃないの?(←この辺り変に間違えた思い込み)と心で思い、断ってました。
退院後も出てるんだか出てないんだか分からないおっぱいが不安で、スケールをレンタルして、授乳前後の体重を測って、『何グラム飲んだ!』って一喜一憂したり、母が『母乳が良く出るって昔から言うんよ。』と用意してくれた団子汁をモリモリ食べてた。←
だけど、いくら1回でこのくらい飲むよっていう目安以上に飲んでも、新生児なのに1時間も続けても寝ない娘。
今考えると、私の神経質になってる雰囲気や、他にも理由があったかもしれないけど、当時の私の頭はとにかくおっぱい!
『おっぱいは消化がいいからよく起きるんよ』と、本で読んだ知識を盾に
娘のことも孫のことも心配して、『おっぱい足りてないんじゃないの?ミルク足してみたら?』という母の言葉に腹を立てたりしてた。
だけど、本当は出てないのかな…って不安で…、可哀想なことしてるのかな…って何度も何度も起きる娘を見て思って、1度だけミルクを足してみた。
『赤ちゃんの身体に負担になるもの』みたいに書いてあって、そう認識してた私はミルクをあげることも申し訳なくて…こんな母さんでごめん〜って涙浮かべながらあげたんだけど、初めての哺乳瓶でのミルクに、上手く飲めなくて、ミルクに溺れてギャン泣きする娘。
ミルクもあげられないんだ〜!って落ち込んだのを覚えてる。
何度も言うけど、今ではそんなこと思わないし、その頃の自分にもそんなに頑張らんでええよ!そんな本、気にするな〜!って言ってあげたい!!
どうしていいか分からない中、友だちが助産師さんにケアしてもらったら、出が良くなるよ!って言ってたのを思い出して、電話したのがまき先生。
すぐ来てもらって、ケアしてもらいながら、箇条書きにしてた心配してることリストを先生に見せて、1つずつ丁寧に教えてもらったら、心がかる〜くなった。
その箇条書きリストを随分経って見たけど、まぁ〜そんなこと心配しとったん?っていう他愛もないことばかり。
だけど、初めての育児にガチガチになってる私の思いに寄り添って、否定することもなく、バカにすることもなく、教えてくれた先生を思い出すと涙が出る。
ケアしてもらった日は、産まれてから1番長く娘が寝た。
乳腺炎になりかけてた母乳の質がケアしてもらって良くなっただけじゃなく、きっと私の気持ちも関係してたと思う。
それからも、半年間おっぱいトラブルは続き…
もうすでに文章も長くなってるから、詳しくは端折るけど、乳腺炎、白斑、乳腺炎と繰り返し、食事も、ご飯と味噌汁、煮物、母乳にいいハーブティーも飲む。
それでも、繰り返すトラブルに、あんなに憧れて、頑なにしてきた母乳育児だけど、『やめたい…』って思うことも何度もあった。
だけど、簡単にはやめれない母乳・・・その度に先生に相談して、心が軽くなって、もう少し続けてみよう、もう少し…って思ってたら、半年間と少し過ぎた頃から大きなトラブルもなくなって、『いっぱい飲んでくれてありがとう』って、おっぱいやめるその日まで笑顔で幸せな母乳ライフを過ごせた。
『どんなに母乳育児が素敵なものでも、お母さんから笑顔がなくなってしまうのなら素敵なものではない。』
本当、まき先生の言葉通りだと思う。
思い出すと辛いこともあるけど、母乳育児は素敵なもの♡ と私が今思ってるのは、先生のおかげ。
助産師さんだけじゃなく、子育て支援の専門職の方も色んな方がいて、意図してなくても傷つくことを言われたり、そんな言い方しなくても…って思うこともある。
それが相性なのかもしれないけど、もし今、母乳でも母乳以外でも育児に悩んでることがあったら、誰かに相談してみてほしい。
気持ちに寄り添ってもらうことで、心がほぐれて見えてくることもあるから。
どこがいいのかな…って思うなら、まき先生が私のイチオシなのです^ ^
ぜひ悩まれた時は相談してみてください♪

