韓国小中生の日常をお伝えしている
トクタクママです。
韓国語学習のための単語＋フレーズ暗記
フラッシュ動画も作成してます。
週末息子とある米ドラマに
はまって見ておりました。
（相変わらず韓国は
ソーシャルディスタンス２．５段階、
ひきこもり延長中です。）
はまったドラマとは
Netflixで最近配信されている
”コブラカイ”
というドラマです。
中学生くらいの時
”ベストキッド”という,
アメリカ人少年がある日本人男性に
空手を習って成長していく内容の
青春映画がありましたが、
その続編です！
これはパートIIのポスター
（イメージお借りしました。）
主人公のこの鶴みたいなポーズ
超なつかし～！！
何しろ３０年くらい前に見た映画なんで
内容は覚えてませんが、
このポーズだけは
かなりインパクトがあったので
しっかり頭に残っています。
新作「コブラカイ」では
この時ライバル同士だった二人の
３４年後の姿が描かれております。
しかも俳優が同一人物！
そして面白い点は
「ベストキッド」では
主人公に敗北した悪者役だった
ジョニーが主人公になっております。
前作ではお金持ちの白人、
圧倒的な勝ち組だったジョニー。
しかしダニエルとの試合に負けて以来、
「負け犬」という自己認識が消えず
現在はみじめな人生を生きている。
それとは反対に貧しく、
軟弱で負け組だったダニエルだが
空手を習って大会で優秀後
「勝ち組」となり、裕福で成功した
人生を生きることになる。
敗北者としての人生を生きてた
ジョニーだったが、
ミゲールという少年に出会い
徐々に変化していく。
ジョニーの空手の弟子になった
ミゲールは、前作の主人公である
ダニエルと似たような性質・背景を持ち
とても素直でいい子。
そしてジョニーには離婚した妻との間に
息子が一人いるのだが、
彼との関係は微妙。
息子ロビーの登場によって
話が面白くなってきました 
このドラマでは、
人間がどんな環境、親、先生、
友達などに出会うかによって、
もともと持ち備えた性質がいくらでも
変化していくことができるということ。
それゆえ
たとえ悪そうに見える人も、
よさそうに見える人も
今見えてる姿だけで
決して判断することはできない...
ってことを教えてくれます。
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貧富の格差による
社会的位置づけや、
善悪や勝ち負けといった
対象的な概念を
とても極端に見せているため
見ててちょっと嫌な気持ちになったりも。
（どこの社会もそうだけども
特にアメリカは露骨ですよね。）
興味深いところは、
前作で「悪」だったジョニーの
内面や事情がわかってくるにつれ
なぜ彼が「悪」の方に偏ったのか
わかってくる。
そして前作で「善」を演じていた
ダニエルが
（今も基本的いい人だけど）
ひどい奴に見え、むかつく瞬間が
出てきたりもする。
最初見えていた表面的な
社会における二極的側面が、
実際に内面には
様々なプラス、マイナス要素が
複雑に混ぜ合わさっており、
だんだんと話が進むにつれ
バランスが取れていくような感じがする。
師匠である宮城さんが教えた
空手の重要な教訓である
「バランスを取ること」が
このドラマのテーマかも？
（.....と勝手に解釈してます。）
アメリカ的な攻撃的空手と、
日本人「宮城さん」が教えた
オリジナルの空手が
とても対照的です。
宮城さんの教えた空手では
空手はただ攻撃するだけじゃなく
内面のバランスを保つ方法を学ぶこと。
という奥の深い人生哲学を
強調しております。
私も日本人ですが
外国に長くいたため
日本文化の深さに感嘆する
外国人の気持ちがわかります。
このドラマを見て再度、
「日本文化の奥深い精神」というものに
魅了されてしましました。
テコンドーやってた息子だけど、
今度は
空手とか合気道を習ってほしい！
と思ってしまったトクタクママでした。
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まったくの余談ですが、
一つ注目すべき点は
「コブラカイ」の冒頭部分に登場する
典型的ないじめっ子役が
東洋人なんですね！
学校でいわゆる力を持ち
「勝ち組」なタイプって,
以前なら絶対的に白人で、
東洋人はあり得なかったと思います。
これを見て以前読んだこの記事が
頭をよぎりました。
韓流アイドルBTS（防弾少年団）に熱狂する、アメリカ社会の激変
アメリカの少女たちが
人種を問わず熱狂しているのが
「BTS」という
流星のように突然現れた
東洋人の男の子たち。
これによってアメリカ人たちの
価値観が変わり始めているらしいです。
以前は典型的な
マチョで男らしいタイプの白人男性が
アメリカではセクシーと
思われてきたのですが、
今は細身でキレイな東洋人男性が
憧れの対象になってきているとのこと。
このドラマでもこんな事情が
反映されてるのでしょうか～？
いじめっ子役の彼が
日系、韓国系、又は中国系かは
定かではありませんが、
外見は東洋系ということで
どうせアメリカ人たちには
区別がつきませんものねえ...。
ちなみにアメリカの
BTSファンの少女たちの
親御さんたちは、
BTSに感謝しているそうです。
なぜならば、
通常アメリカのティーンエイジャーたちが
崇拝しているアイドルって、
歌詞の内容や私生活に
眉をしかめるようなことも多い。
その点BTSの歌詞の内容は
かなり健全だし、とても奥深い。
BTSが西欧諸国にて
アジア人全般のイメージアップを
してくれたということに
なりませんかね？
最近BTSに関して
沢山書いておりましたが、
息子が彼らのファンだから、
という理由だけでなく個人的にも
「東洋人の彼らがなぜ、
世界的にそんなに熱狂的に
受け入れられているのか。。。？」
ということに自体に
とても関心・興味があったりしてます。
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