思わぬお手本 | ハラショーな日々

思わぬお手本

ソビエト時代、子供たちが所属していた
ピオネール 
ピオネールに関しては → コチラ

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ピオネールでは
集団行動団結心を身につけるだけでなく


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生き物ために行動したり 詳しくは→コチラ

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街や森などに廃棄されている物を集めるなど
社会のためになる活動をしていました


街や森などに廃棄されている物って
子供たち集団で集めるほどあるの…?
と、ゴミの管理がきっちりしている日本に住んでいるには
いまいちピンとこない話なのですが
ワーニャによると当時は空き地公園
それから森の中などに
不要になった家具電気製品おもちゃなど
たくさんのものが捨てられていたのだそうです


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中でも金属を含むゴミ
再生され、新たに製品として使用されるため
それらを集めることは
ピオネールの大事な活動の一つ


数人グループに班分けされた子供たち
期日内にどれだけたくさんの金属ゴミを集められるか
大会1年1度は行われたのだそうです


一等賞をとればその
優秀なピオネールにだけ与えられるバッジ
が貰えます


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ワーニャたち大ハリキリ

絶対一等賞をとってバッジを手に入れたい!


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しかしいくらいろんな場所に
ゴミ廃棄されてるといっても
ほかの班に負けないくらい
たくさんの金属ゴミを見つけるのは
そう簡単なことではありません


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ワーニャには
とっておきの方法がありました


その方法とは…

























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工事現場から

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金属をごっそり
とってくること


工事に使うために用意されている材料の中には
金属のものがたくさーん
そこから適当な大きさのものを運び出せば
ゴミを探す手間もかかりません


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こうしてワーニャたちは
ほかの圧倒的な差をつけ
見事一等賞に輝き
念願の優秀なピオネールの証
ピカピカのバッジを手に入れたのだそうです


ゴミを集めて社会の役に立つどころか
工事現場から必要な材料を持ち出すって
思いっきり社会に迷惑なんですけど…
そんなワーニャバッジを手に入れるなんてありえん、
と驚いている
ワーニャがいうには
























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「チェブラーシカだって
同じようなことをやってたから
大丈夫です!」


チェブラーシカに関しては → コチラ
ピオネールにあこがれたチェブラーシカと友達のゲーナが
金属ゴミをたくさん集めて彼らに認められようと
港に停泊中の船のイカリもとってしまうというシーンがあるのです


チェブラーシカ手本にしてどうするんだ

          やっぱりワーニャは本当に優秀なピオネールには
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             なれなかったっつーわけです