栗原 類:著 KADOKAWA:発行 定価:1200円+税 (2016年10月)
私のお薦め度:★★★★★
自ら発達障害であることをカミングアウトしている、モデルでタレント、最近は役者としても活躍されている栗原 類 さんの著書です。
いわゆるタレント本とは違い、発達障害について、これまでの体験や思いを振り返り、子育てや発達障害を持ったままでの生き方を一緒に考えるための貴重な本になっていると思います。
いわゆるタレント本とは違い、発達障害について、これまでの体験や思いを振り返り、子育てや発達障害を持ったままでの生き方を一緒に考えるための貴重な本になっていると思います。
本書の構成は1章から3章までは、類さん本人による、これまでの生い立ちから現在までのどんな風に感じながら生きてきたか、そして今どんなふうに障害について思っているかについて、タレントとしての枠を離れて、等身大の一青年、21歳の青年の言葉が綴られています。
続く4章ではお母さんの泉さんによる、これまでの子育ての中で親子二人のやり取りや、どこを向いて歩いてきたかについて語られています。また、そんな二人を支援してこられた主治医の高橋猛先生による補足解説、芸能界での友人の又吉直樹氏(芸人「ピース」:芥川賞作家)と二人で受けたインタビューなども収められています。
最初に、誤解のないようにお伝えしたいのは、類さんのキャッチフレーズとしてテレビなどで使われていた「ネガティブすぎるイケメンモデル」という言葉、ご本人の意図ではなかったということです。
僕は自分のことを一度も「ネガティブ」だと言ったことはありませんでした。だから、2チャンネル等で、「ネガティブだったら、モデルの仕事なんかしていない」などと書かれているのを見て、テレビやイベントに出るたびに、「僕は自分のことを一度もネガティブだといったことはありません」と言ってきました。しかし、それが不都合な真実であるためか、毎回カットされて、まるで僕が言っていないように処理されていました。
それに対して僕は少々イライラしていました。イベントの記事や番組の紹介で「ネガティブすぎる~」と流れるたびに、家でテレビやパソコンに向かって「自分がネガティブだと一度も言っていないのに、なぜそこをはっきりさせない!」と、叫んだりしていました。
それに対して僕は少々イライラしていました。イベントの記事や番組の紹介で「ネガティブすぎる~」と流れるたびに、家でテレビやパソコンに向かって「自分がネガティブだと一度も言っていないのに、なぜそこをはっきりさせない!」と、叫んだりしていました。
パソコンに向かって一人叫んでいる類さん、見方によってはとても似合っている(?)ようにも想像できますが、ここでは類さんの名誉のためにも、カットしないで紹介します (^_^)
そんな類さん、お母さんの仕事の都合で、日本とニューヨークを行き来しながら少年時代を過ごすわけですが、英語力がなかなか上がらない、物事の習得が遅すぎるなどを気にした担任の先生の勧めで、8歳の時ニューヨークで発達障害のテストを受けることになります。
類さんの発達障害のテストだったわけですが、その教育委員会の審査会ではテストの結果や提出資料とともにお母さんの言動も観察対象となっていたそうです。
類さんの発達障害のテストだったわけですが、その教育委員会の審査会ではテストの結果や提出資料とともにお母さんの言動も観察対象となっていたそうです。
開始早々で精神科医と児童心理学者から、私(お母さんの泉さん)自身が典型的なADHD(注意欠陥・多動性障害)であるとの意見が出て、その時は満場一致で「明らかに典型的なADHDだ」とのご意見をいただきました。
そこからスタートして提出した資料の内容や遺伝的性質なども勘案して類はADD(注意欠陥障害)と認定されるに至りました。
日本では、子どもの診断を受けに行った病院で、親の発達障害が同時に発見されることはあると思いますが、教育委員会でいきなり保護者の障害名が告げられることはないでしょうね。
事実は速やかに伝えて、次の支援に活かすべきだと考える、お国柄の違いを感じます。
満場一致の典型的なADHDってなんやねん・・とツッコミを入れたくなるところですが、でもその席でかけられた言葉が、その後の栗原家の子育てに大きな影響を与えたそうです。
事実は速やかに伝えて、次の支援に活かすべきだと考える、お国柄の違いを感じます。
満場一致の典型的なADHDってなんやねん・・とツッコミを入れたくなるところですが、でもその席でかけられた言葉が、その後の栗原家の子育てに大きな影響を与えたそうです。
とても考えさせられる言葉なので、みなさんにも紹介したいと思います。
発達障害だと診断された際、教育委員会での会議で、
「あなたは小さいころ勉強もできて要領もよい、頭の回転も速くて、何でも他人より早くできる子、いわゆるできのいい子だといわれて育ってきたタイプでしょう。だけど発達障害というのは、ひとりひとりの特性が違います。あなたの息子さんはあなたと同じタイプでないのはわかりますね? あなたは自分が子どもの頃、何の苦労もなくできたことが、どうして息子さんにはできないんだろうと理解できないかもしれません。不思議でしょうがないでしょうね。
だけどそう思ったときは、子どもの頃に自分ができなかったことをたくさん思い浮かべてください。そして、自分ができなかったことで息子さんができていることを、ひとつでも多く見つけてあげてください。そうすれば『なんでこんなこともできないの?』という気持ちがしずまり、子どもを褒めてあげられるようになります」
と言われました。
先ほどは、お国柄の違いと言いましたが、日本の教育委員会や就学指導委員会などで、こんな理解ある言葉をかけてもらった方は、はたしてどれくらいいらっしゃるでしょうか?
まだまだ教育委員会の委員の方にすら発達障害について正しい知識が浸透していないのが日本の実情ではないでしょうか。
まだまだ教育委員会の委員の方にすら発達障害について正しい知識が浸透していないのが日本の実情ではないでしょうか。
そのためにも、本書の帯にも又吉さんが書いていましたが、この栗原類さんの存在を通して、多くの人が「発達障害」というものを知る手がかりになってくれれば、と思います。
本書を読んでの印象は、類さんの話の部分は、ナイーブで素直で・・・でも障害の特性で、短期記憶が悪かったり、外の刺激に弱くて脳が疲れやすく無理がきかなかったりと、苦労して日々を過ごしている様子が伝わってきます。
でもそれ以上に感銘を受けたのは、お母さんの泉さんの、発達障害児の子育ての工夫や、ある意味毅然とした生き方の姿でした。
先ほどの類さんの脳が疲れやすいという例でいうと、動物園や遊園地で遊んでいても疲れやすいので楽しめるのはせいぜい1時間というのを知っていました。
でもそれ以上に感銘を受けたのは、お母さんの泉さんの、発達障害児の子育ての工夫や、ある意味毅然とした生き方の姿でした。
先ほどの類さんの脳が疲れやすいという例でいうと、動物園や遊園地で遊んでいても疲れやすいので楽しめるのはせいぜい1時間というのを知っていました。
例えばディズニーランドに連れていくとして、往復にかかる時間と交通費、入園料なども考えたら「1日がかりでガッツリ遊んで元を取りたい」と思うのが普通の大人の発想です。美術館や動物園も同じくですが、休みの日を子どもとのお出かけに使うのは、お金も時間も使うのだから「元を取りたい」と思ってしまうのが大人です。
しかし、その物差しに発達障害を当てはめようとすると、大惨事にしかなりません。
「楽しい1日」を作るためには、朝からディズニーランドに行っても午前中で帰るという決断が必要になります。ディズニーランドにはそんなに行きたがらなかったので助かったというのが本音ですが、動物園も水族館も、全部回りきれていなくても本人が帰りたいと言ったら帰るようにしていました。
「入場料を払っているのにもったいない」「元が取れない」という発想さえ捨てれば、「何回でも行けばいいや」と思います。
こうして、類さん親子は「楽しい1日」を手に入れ、ストレス軽減を果たしてきたわけですが、これなどは、
育てる会のユニバーサルスタジオジャパンへのバス旅行で、「今日はいくつ回れましたか?」などと帰りのバスの中で質問をしてしまっている自分たちへの、ちょっぴり反省材料ですね。
育てる会のユニバーサルスタジオジャパンへのバス旅行で、「今日はいくつ回れましたか?」などと帰りのバスの中で質問をしてしまっている自分たちへの、ちょっぴり反省材料ですね。
圧倒的多数派であるはずの定型発達者の価値観に自分や子どもを合わせようとしても、消耗していくだけで、いいことなんてひとつもありません。子育ては長く続く道のりです。親としての法的責任は20歳、一般的な子どもとの分離は、18歳の高校卒業後や22歳の大学卒業時にタイミングがくる家庭が多いでしょうが、それはあくまで定型発達者の話です。
発達障害者の「子育て」は「30歳くらいまでになんとかなっていればよしとしよう」でいいと思っています。他人よりも何かができるようになるのがものすごく遅いという場面が小さい頃からたくさんあったのですから、成人するのも10年くらい遅いんだろうなと構えた方が、道のりは他の家庭より長くなっても気楽に続けていけるようになります。
発達障害者の「子育て」は「30歳くらいまでになんとかなっていればよしとしよう」でいいと思っています。他人よりも何かができるようになるのがものすごく遅いという場面が小さい頃からたくさんあったのですから、成人するのも10年くらい遅いんだろうなと構えた方が、道のりは他の家庭より長くなっても気楽に続けていけるようになります。
子育てはロングラン。短距離走のように瞬間的に力を発揮しても、あとが続きません。長期スパンで考えて、無理がないことも大事です。それには、家族が子どものためだけに人生を注ぐこともよくないかなと思います。私は子どもの人生は子どものもので、私の人生は別。子育てをしている間だって、私の人生は停止しているわけじゃないし、私は私の人生を生きると思っていました。だから、意識的に自分の時間を作るようにしましたし、友達や仕事も大事にして、子育ては程よく手を抜いてきました。
この言葉などは、ご自身も圧倒的多数派には属していないからこそ、まわりを気にせず正しいと思ったことを続けられる、ADHDと診断された泉さんならではの生き方だと思います。
無理せず、程よく手を抜いてきた泉さんはには、結構風当たりも強かったのかもしれませんが、それに負けないだけの自負を持っての子育てだったのだろうと思います。
そう考えると発達障害児をまっすぐ育てて、輝ける場所を見つけていくためには、周りからは変わった親だと思われようと、世間の目にはとらわれないで子どもだけを信じる、ある意味唯我独尊的な “発達障害圏” からの視点が役立つのかもしれません。
タイプが違う発達障害であっても、泉さんをお母さんとして育った類さんは幸運だったと言えるでしょう。今自分の場所を見つけられた類さんですから、本書の題名の答えは・・・もうみなさんお分かりですね。
他にも本書には、発達障害を持つ子どもや家族に向けての子育ての道しるべとなるような工夫や発想があふれています。
とても全部は紹介できませんので、みなさんにもぜひ一読をお薦めさせていただきます。
(「育てる会会報 224号」 2016.12より)
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発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由
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ネガティブですが、なにか?
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目次
はじめに
spotlight
2015-2016 最近の活躍
2015-2016 最近の活躍
PART1 僕はADD(注意欠陥障害)
僕は小さい頃から感覚過敏だった
強い「こだわり」がある
「触感」に敏感
注意力散漫で忘れ物が多い
二つの動作が同時にできない
記憶力が弱い
感情表現が苦手、無表情に見えがち
人の心の動きを読み取るのが苦手
強い「こだわり」がある
「触感」に敏感
注意力散漫で忘れ物が多い
二つの動作が同時にできない
記憶力が弱い
感情表現が苦手、無表情に見えがち
人の心の動きを読み取るのが苦手
PART2 僕が輝く場所をみつけられるまで
memories
1994-2016 成長の記録
1994-2016 成長の記録
生い立ちと、父親の不在
1歳から日本の保育園へ。ベビーモデル開始
5歳の時に渡米。NYの保育園へ通い始める
NYの小学校に入学。おおらかで自由な環境
コメディとの出会いを作ってくれた、サンドラ先生
コメディへの興味が、役者を目指すきっかけに
自分の障害を認識するきっかけになった映画との出会い
5年生で帰国。日本の小学校に通い始める
モデルの活動を本格的に開始。母と約束した3つの禁句
クラスメイトから受けた暴言
周りと違うファッションで目立ってしまう
中1の時、いじめによる不登校を経験
ネットとゲームにはまり動画を作る毎日
4回告白して4回フラれた、恋愛未満経験
14歳の時メンズノンノのモデルに。遅刻癖と向き合う
私立・公立2校の高校受験に失敗
通信制の高校に合格。友達づくりに初めての手ごたえ
ネガティブタレントとしてブレイクした17歳
19歳の時、初めてパリコレのショーに立つ
役者の楽しさに目覚める
1歳から日本の保育園へ。ベビーモデル開始
5歳の時に渡米。NYの保育園へ通い始める
NYの小学校に入学。おおらかで自由な環境
コメディとの出会いを作ってくれた、サンドラ先生
コメディへの興味が、役者を目指すきっかけに
自分の障害を認識するきっかけになった映画との出会い
5年生で帰国。日本の小学校に通い始める
モデルの活動を本格的に開始。母と約束した3つの禁句
クラスメイトから受けた暴言
周りと違うファッションで目立ってしまう
中1の時、いじめによる不登校を経験
ネットとゲームにはまり動画を作る毎日
4回告白して4回フラれた、恋愛未満経験
14歳の時メンズノンノのモデルに。遅刻癖と向き合う
私立・公立2校の高校受験に失敗
通信制の高校に合格。友達づくりに初めての手ごたえ
ネガティブタレントとしてブレイクした17歳
19歳の時、初めてパリコレのショーに立つ
役者の楽しさに目覚める
colum
「あの時、実はこうだった」 母・栗原泉さんの解説
「あの時、実はこうだった」 母・栗原泉さんの解説
なぜ海外で子育てをしたのか
発達障害と認定されるまで
本人にどう伝えたか
小1で留年。常に留年の危機があったNYの小学校
主治医の処方で成績が変わった
日米の発達障害についての考え方・支援の違い
高校受験の失敗、通信制高校への進学
発達障害と認定されるまで
本人にどう伝えたか
小1で留年。常に留年の危機があったNYの小学校
主治医の処方で成績が変わった
日米の発達障害についての考え方・支援の違い
高校受験の失敗、通信制高校への進学
PART3 僕が輝く場所をみつけられた理由
脳のクセを知り訓練すれば変われる
長い時間でできるようになればよいと考える
できないことは、ムリせず、対処法をみつける
周りの人に自分のクセを伝え協力を依頼する
身近な人に自分の行動をモリタニングしてもらう
できないことも、恥ずかしがらず伝える
苦手な勉強を強制せず、自主性を尊重してくれた母
好きな音楽や映画が、僕の世界観を作った
年上の友人関係が社会との接点を広げてくれた
自分がされて嫌なことは、人に絶対にしない
表情で伝えられない分、丁寧な言葉や行動で伝える
「大きな円の中にいる自分」をイメージする
好きなことを掘り下げて、得意なことを伸ばす
「忘れやすい」ことで逆にメンタル面を維持
ドラマ、映画を見て「表情を読み取る」練習
「同世代のつきあい」が広げる演技の幅
長い時間でできるようになればよいと考える
できないことは、ムリせず、対処法をみつける
周りの人に自分のクセを伝え協力を依頼する
身近な人に自分の行動をモリタニングしてもらう
できないことも、恥ずかしがらず伝える
苦手な勉強を強制せず、自主性を尊重してくれた母
好きな音楽や映画が、僕の世界観を作った
年上の友人関係が社会との接点を広げてくれた
自分がされて嫌なことは、人に絶対にしない
表情で伝えられない分、丁寧な言葉や行動で伝える
「大きな円の中にいる自分」をイメージする
好きなことを掘り下げて、得意なことを伸ばす
「忘れやすい」ことで逆にメンタル面を維持
ドラマ、映画を見て「表情を読み取る」練習
「同世代のつきあい」が広げる演技の幅
PART4 彼はなぜ輝く場所をみつけられたのか
Section 1 母・栗原泉さん
「長い目で成長を見守る、本人が好きなことを伸ばす努力を惜しまない」
「長い目で成長を見守る、本人が好きなことを伸ばす努力を惜しまない」
自立への第一歩は、生活習慣の訓練
ひとり暮らし体験の期間を増やしていく
外界の刺激に弱い脳を疲れさせない
様々なものを一緒に見て学び、楽しい体験を共有する
子どもと親は別の個性を持った人間だと理解する
時間を逆算することを教える。遅刻癖の回避
過保護な親と思われても、子どもの幸せを優先する
本人が興味を持ち、得意なことを伸ばす努力を惜しまない
本人が痛い思いをして気づくまで待つ
努力の末に結果があることも知らせたい
本人が食べていける道を常に探して応援する
情緒面のスキルをサポートする
子育てはロングラン。あきらめず長い目で見る
周囲への理解を促すために
ひとり暮らし体験の期間を増やしていく
外界の刺激に弱い脳を疲れさせない
様々なものを一緒に見て学び、楽しい体験を共有する
子どもと親は別の個性を持った人間だと理解する
時間を逆算することを教える。遅刻癖の回避
過保護な親と思われても、子どもの幸せを優先する
本人が興味を持ち、得意なことを伸ばす努力を惜しまない
本人が痛い思いをして気づくまで待つ
努力の末に結果があることも知らせたい
本人が食べていける道を常に探して応援する
情緒面のスキルをサポートする
子育てはロングラン。あきらめず長い目で見る
周囲への理解を促すために
Section 2 主治医・高橋猛さん
「早期の発見と適切なケア、中学時代の葛藤が『心の体力』を生んだ」
早期の診断とケアで、コミュニケーション能力が育っていた
繰り返し注意することで少しずつ失敗を減らした
9時には寝る習慣で「生活リズム」を整えた
わからないことをメモし、つまずいている箇所を明確にした
他者と葛藤した中学時代に「心の体力」がついた
「スーパー謙虚」で、思いやりのある人格
多くの体験が心の中で温められ花開いた
将来の夢につながる後押しをし続けていた
お母さんが、我が子の幸せの価値観を柔軟に持っていた
繰り返し注意することで少しずつ失敗を減らした
9時には寝る習慣で「生活リズム」を整えた
わからないことをメモし、つまずいている箇所を明確にした
他者と葛藤した中学時代に「心の体力」がついた
「スーパー謙虚」で、思いやりのある人格
多くの体験が心の中で温められ花開いた
将来の夢につながる後押しをし続けていた
お母さんが、我が子の幸せの価値観を柔軟に持っていた
Seotion 3 友人・又吉直樹さん(芸人「ピース」/作家)
「類くんは、めちゃ素直で、まっすぐで、そこが面白い。
類くんを知ることが『発達障害』を知る手がかりになる」
類くんを知ることが『発達障害』を知る手がかりになる」
おわりに