男に騙されてたどり着いた北の町
小さな漁港の焼肉屋で働く母「肉子ちゃん」と
娘「キクりん」の物語
肉子ちゃんは名前の通り太ってて
けどみんなから「肉子ちゃん」と呼ばれ愛されてる
でも思春期の「キクりん」はそんな母が恥ずかしい
肉子ちゃんのイビキをキクりんが表現すると
「すごーい、すごーいいいっ!」
ウケてしまいました
その他にもキクりん目線の描写がおもしろい
西加奈子さんは「サラバ」を読んだことがあって
すごく文章に引き込まれたけど
最後の終わりがこれファンタジー?って
思う終わり方で個人的には残念だった
けど今回はほろりと泣けるエンディングで良かった
家族って血のつながりだけではないよね
好きかな
☆☆☆