教員の身ではないからよくわからないけど、教育現場で働いていた元教職の立場から思う。
幼児期では遊びの中からさまざまなことを学びます。学べるようにこちら側も創意工夫します。
そんな環境の中で過ごしてきた子どもたちが卒園して学校へ通い出します。
学校はそんな学びの延長上にありますか?
違いますよね。あきらかに学習ありき!って環境になります。
子どもたちはどう感じるでしょう。
どちらがいいとは言いません。ただ、ギャップがある環境に飛び込んだ子どもたちは動揺するでしょうね。
せっかく夢と希望を胸に学校へ行くものの、それまでの環境とはガラリと違うとなれば
子どもとはいえストレス抱えますよね、きっと。
大人だって学生から社会人になる時、ギャップでついていけなくなる人もいるじゃないですか。
子どもたちもそういうのって、学校に行く時期にあるんじゃないのかなって思うんですよ。
そこを馴染めるように工夫していくのが教員の仕事でもあるのではないかな。
勉強を教える場所ではあるけれど、その場所に馴染めるようにすることも仕事だと思うんです。
そうして少しずつ子供たちは馴染んでいく。教員との信頼関係を築き上げながら。
学校も社会のひとつだというのなら、そういう部分も大切にしないとって思います。
自分がもし子どもの立場で、ワクワクしながらもちょっとした不安を抱えながら初めて学校へ行ったとして、ありのまま丸ごと受け止めてもらえたらどれだけ安心するか。
子どもが相手でも「対人」ですからね。