ボール感覚を上げる難しさ(少し書き直し) | ゴローとパパの蹴球日記 - 第2章 不合格と告げられた少年 -

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サッカー少年育成記
プロサッカー選手を目指す息子ゴローと父の物語
夢を現実的なものとして日々積み重ねて行く。夢で終わらせない。

#少し書き直しました。

 

息子は、リフティングの回数自体は延びています。でもボール感覚は落ちているように思えます。

これは普段のトレーニングを見てもそうですし、最近のチーム練習や試合の結果を見てもそう感じます。

 

少し前にこんなことがありました。

チームに息子と同じように利き足リフティングが数千回出来る子がいるのですが、チーム練習でリフティングをしていた時、その子が私に言った言葉があります。

 

「両足交互のリフティングの回数がかなり上がった。でも何故か利き足だけのリフティングが前より回数が減った。利き足だけでリフティングすると数百回くらいしか出来なくなった」

 

チームでは全体的にリフティングが出来るようになってきたので、最近は逆足も入れて両足でリフティングをやらせるようになっています。すると以前出来ていた利き足リフティングの回数が減った。ここで考えたいのは両足リフティングの是非ではなく、リフティングの回数が増えても、いろいろなやり方のリフティングが出来るようになっても、それはボール感覚が上がっているのではなく、身体がその動作に慣れただけではないか?と言うことです。

 

これはずっと利き足のみで取り組む息子にも同じことが言えます。以前は意識して利き足にボールを合わせ、ボールを落とさないよう、(特に新記録がかかった時など、)常に意識していたのが、最近は慣れで意識せずにボールタッチ、リフティングしているのかもしれません。だから動作としてのリフティングは(それなりに)出来ていますが、ボール感覚は落ちているのだと思います。

 

リフティングはやれば誰でも出来るようになると思っていますが、意識して取り組み続け、リフティングというトレーニングを通じてボール感覚を上げ続けることはとても難しいのだなと感じます。

 

ただや小学生が意識し続けるのは本当に難しいと思います。

ではそれを可能にするためにはどうしたらいいのか?

 

私の中では答えが2つあります。それを今後継続してやっていきたいと思っています。

1つは自立・自律させることです。精神的に大人にさせる。日常生活からサッカーに繋げていく。