少年団、パパコーチの危うさ | ゴローとパパの蹴球日記 - サッカー少年育成&コーチ奮闘記 -

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息子はサッカー選手、父はサッカーコーチへ。
それぞれの道を歩む、そんなゴローとパパの物語です。

大会が終わり、望んだ結果に届かなかったことで、やはり保護者から意見や批判がありました。

と言っても別に意見や批判が悪いわけではないと思っています。

建設的な意見や前向きな批判は、今後の改善点として次に繋がりますし、むしろ歓迎するくらいです。

どうしてもコーチ陣だけでは気づかない外部から見た視点ってあると思いますので。

 

ただ、やっぱりコーチ陣と保護者の間で、距離が年々拡がっていっていると感じます。

私は割と保護者よりのコーチ(だった)ので、低学年の間は、保護者の方といろいろ話をしたり、いろいろな意見を頂いたりする機会も多かったと思います。ただ、最近はほとんどなくなったように思います。

 

今回、大会というきっかけがあり、ほんの一部でしかありませんが、保護者側からどう見えるかが少しだけわかりました。

 

そして思ったのは、結局誰がやっても批判はあるのだなと。

そう考えると、コーチは全くの第三者がやったほうが良いのではないかと思います。

どうしても自分のこどもがいると、良い意味でも悪い意味でも感情移入しすぎる面があると思いますので。

これはコーチもそうですし、保護者もです。

といっても少年団では外部からコーチを招聘することは難しいと思います。

そういう意味では、低学年まではともかく、中学年・高学年以降は、自分のこどもが卒団したコーチ(OBコーチと言うのでしょうか)が適任なのかもしれません。

 

私がいつも参考にさせて頂いているブログでも昔から提唱していましたが、少年団、パパコーチの危うさを実感しました。

 

ただ、自分自身もそうなので大変さはよくわかっているつもりです。だからボランティアでやって頂いているコーチに対して、感謝と尊敬の念を常に持っていますし、今後も忘れないでしょう。

 

少年団は保護者の意見を聞くこと、コミュニケーションを取ることがが大事なのだと思います。

といっても保護者から意見を言うことはかなりハードルが高いと思います。

 

となると、大事なのはやはり”仕組み”なのだなと思います。

 

この"仕組み"をうまく考えることができれば、例外なくしっかり運用できるようにすれば、とても良い場になるのかなと思っています。ほとんどが同じ近隣の小学校から集まった地域の仲間たちなのですから。

 

誰もが納得いくよう運営できれば良いですね。