基礎技術とサッカーの原理原則は伝えるべき | ゴローとパパの蹴球日記 - 第2章 不合格と告げられた少年 -

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サッカー少年育成記
プロサッカー選手を目指す息子ゴローと父の物語
夢を現実的なものとして日々積み重ねて行く。夢で終わらせない。

何をどこまで教えるか?これとても難しい問題だと思います。

 

全てを教えてしまうと、その選手が自分で考え自分で見つけるプロセスが身につかない。その選手が持っていたアイディアや特徴が消されてしまうなどは確かにあると思います。ですが、全く何も無い中で自由にさせるというのも違うと思うのです。

 

サッカーに必要な基礎技術とサッカーの原理原則(判断)は、直接的な指導、もしくは間接的な指導によりちゃんと伝えないといけない。基礎技術を習得しサッカーの原理原則を理解した上で、その後どうするか、どう判断するか、どうプレーするかは、選手本人の判断であり、自由であり、選手たちにまかせるべきだと考えます。

 

ただ、この基礎技術とサッカーの原理原則を、人数が多く、時間的な制約もあるチームの中で正しく理解させる、正しく身につけさせるのは、本当に難しいと感じていますし、コーチにかなりのスキルが必要だと思います。

 

正直、私は息子には伝えられても、チームの中でチームのこども達に基礎技術の習得とサッカーの原理原則を本当の意味で理解させることは、現時点ではできないと自覚しています。(息子にも正しく伝えられているか自信がない。。)

 

そういう意味で、少年サッカーで親の関わり、関わり方はとても大事だなと思うのです。


ちなみに正解はひとつではなく、こどもの数だけ正解はあると思っています。


大切なのは試行錯誤し道を選んでいくこと、そして選んだ道を(時には軌道修正しながら)貫くことではないでしょうか。