上手くいっている時は誰でも良くできます。
本質がでるのは上手く行かない時。
上手く行かないとき、どんな言動ができるか。
ここに本質がでると考えます。真価が問われる時。
また、一番成長できるのは試合で負けた時。
勝った試合から学ぶことももちろんありますが、試合に負けた時が一番学ぶことがあると思っています。
指導においても同じです。
選手達が意図しているように動かなかった時、そこには何かしらの原因、理由があります。
とにかく上手く行かない時というのは、成長するチャンスだと思うのです。
昔、ある野球の名選手がこんなことを言っていました。
「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」
一見、矛盾するように見えますが、本質をついていると思います。
勝った時は運やそれ以外の要素で勝つ場合もある。だけど負けた時は必ず原因、理由がある。
目的は育成であり、その手段としての勝敗。
こども達はともかく、それをコーチや保護者が見誤ってはいけないと思うのです。