上手くいかない時が大事 | ゴローとパパの蹴球日記 - 第2章 不合格と告げられた少年 -

ゴローとパパの蹴球日記 - 第2章 不合格と告げられた少年 -

サッカー少年育成記
プロサッカー選手を目指す息子ゴローと父の物語
夢を現実的なものとして日々積み重ねて行く。夢で終わらせない。

上手くいっている時は誰でも良くできます。

本質がでるのは上手く行かない時。

 

上手く行かないとき、どんな言動ができるか。

ここに本質がでると考えます。真価が問われる時。

 

また、一番成長できるのは試合で負けた時。

勝った試合から学ぶことももちろんありますが、試合に負けた時が一番学ぶことがあると思っています。

 

指導においても同じです。

選手達が意図しているように動かなかった時、そこには何かしらの原因、理由があります。

 

とにかく上手く行かない時というのは、成長するチャンスだと思うのです。

 

昔、ある野球の名選手がこんなことを言っていました。

「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」

 

一見、矛盾するように見えますが、本質をついていると思います。

勝った時は運やそれ以外の要素で勝つ場合もある。だけど負けた時は必ず原因、理由がある。

 

目的は育成であり、その手段としての勝敗。

 

こども達はともかく、それをコーチや保護者が見誤ってはいけないと思うのです。