10番タイプから攻守にハードワークできる選手へ | ゴローとパパの蹴球日記 - 第2章 不合格と告げられた少年 -

ゴローとパパの蹴球日記 - 第2章 不合格と告げられた少年 -

サッカー少年育成記
プロサッカー選手を目指す息子ゴローと父の物語
夢を現実的なものとして日々積み重ねて行く。夢で終わらせない。

以前のゴローは、トップ下、典型的な10番タイプでしたが、最近、攻守にハードワークできる選手へ変わりつつあります。スペースを埋め、カバーリングし、相手からボールを奪取、循環させ攻撃の起点になる。機をみてゴール前にあがり得点する。そんなプレーが多くなってきました。

 

きっかけは、①DFを経験したことと、②飛び級で下級生が自学年に来たことだと思います。

 

①DFの経験

ゴローは今までDFをやったことがありませんでした。なので、DFとしてのプレーについて、youtubeでポジション別のプレーを解説している動画で学びました。ただし、あくまで概念と基本的な部分のみ。細かい動き方などを教えると形でサッカーを覚えてしまう。本人のサッカー観を大切にしたいので、その点は気をつけました。

また、DFとしてどうオフェンスに絡むか。本人の特性はオフェンスだと思っていますし、前向きにプレーできるように。

その中で、DFとしてMFにどう動いて欲しいか、チームとしてMFにどういうプレーが求められるかに気づいたようです。

 

②同じポジションの下級生の存在

最近、飛び級で下の学年の選手が入ってきました。ゴローは自分が飛び級で上の学年に行くことはありますが、下の学年の子が来るのは初めての経験。下の学年では、まだポジションを決めていないと聞いていますし、ゴローと同じようにオフェンス向きの選手なので必然的に高めの位置でボールが来るのを待つことが多い。なので同じポジションでもゴローが低めの位置でスペースを消し、カバーリングやボール奪取する。今までもやることは同じだったと思うのですが、下級生なので自分がやらないといけないという意識になったようです。(ゴローは日常生活でも下の子の面倒見がいい方だと思います)

 

といってもまだまだ変化の兆しが見えてきただけなので、このプレーを続けられるよう、また同じプレーでも更にレベルアップできるよう見守っていきたいと思います。