ゴローは、試合の中で何を考え、何を見て、どう判断したのか?
振り返った時に、ひとつひとつ説明できます。
過去の試合も含めて、そんな細かいところまで覚えているの?というくらい自分のプレーを覚えている。
多分、幼少期からプレーに関して試合中ああしろこうしろとは言わず、試合後、家に帰ってから、「この時何を考えていたか?」、「何が見えていたか?」「(その上で)どういう判断をしたのか?」を聞くだけに留めているのが、良かったのかなと思います。
良かったプレーや考え、発想、判断については、おおげさなくらい褒めますが、こういう動きをしろ、こういうプレーを選択しろとは極力言わないようにしていました。伝えるのはサッカーというゲームの本質のみ。
プレーの選択は選手(こども)が自ら行うもの。
大人や指導者は、その時何が見えていて、何を考えたのか、なぜそう判断したのか、問いかけと気づきを与えればいい。
よく試合で、保護者が横からああしろこうしろ、そうじゃないとプレーの指示している人がいますが、選手(こども)から自分で考える力を奪ってしまっているなと感じます。(親として気持ちはよくわかりますし、良かれと思ってやっているのだと思いますが。。)
自分のプレーを説明できるということは、自ら考え、判断しているということ。
自分のプレーを説明できるということは、サッカーというゲームを自分でプレーしているということ。
この「サッカーというゲームを自分でプレーすること」が育成年代では大事だと思います。