「がきデカ」との出会いは衝撃的だった。まずは、あの硬派な作品「光る風」の作者がどうして?と言う思い。が、直後青年誌での画期的破廉恥作品と出会い納得。愛読者となったのは言うまでもない。



そして、がきデカの一巻目に登場する「練馬変態クラブ」、これも衝撃だった! この後、マッチョな男がポージングすると言うギャグは、漫画界に大きく派生し、テレビでは実写版として「ムキムキマン」と言う人気キャラを生み出し、今日に至るまで、筋肉キャラは全ての分野で定番となっている。






ちなみにこのムキムキマンの「エンゼル体操」の振り付けは、山上たつひこにオファーが来て云々とWikiには書いてあるが、そもそもの筋肉キャラのネタが「練馬変態クラブ」であると言うのは明記されていない。ある種の歴史改竄であるが、サブカルを軽視している日本では、未だ、こんなものであろう。