椎名町は住宅街であった。
 フラットな土地、普通の生活道路がどこまでも続く一直線な感じ。家々は新しくなっているけど、古い住宅街の雰囲気で気持ちが馴染む。






 そんな普通の住宅街の中に、こんなプレートがあちこちにある。そもそも「トキワ荘ミュージアム」の成り立ちはよく知らないが、自治体の町おこしというか、いわゆる「聖地 = ロケ地」なんかで見かけるやり方だ。
 でも、その作りが丁寧なのが好感がもてる。




 椎名町駅から迷い迷い歩いたけど、そんなプレートを見かけるのが楽しかった。

 そしてトキワ荘。
 絵面としては何度も見ているお馴染みのアパートだが、ここまで完全復元しているとは思わなかった!
 グダグダ話すよりも写真を見て! これもまた「丁寧な仕事」だ。











 2020年の開館と言うことだから、残念ながら住人であった先生方のほとんどがお亡くなりになってるんだよなあ。おそらくA先生、鈴木伸一、水野英子、よこたとくおと言った方々しかご覧になっていないだろう。でも、と言うことは、手塚治虫を始めとする先生方も年齢的には見ることは可能であったと言うことだよなあ。喜んだろうなあ、皆。赤塚不二夫なんて、「あの流し」で水浴びしてくれただろうなあ(ま、制止されただろうけど、やる!と言っただろうなあ、と妄想できる)。

 もう、アパートの入り口に立っただけで感動だ!

 中の様子はまたまた次回に続く。