先日、中古レコードの話をしていて、久しぶりに「帯」の話になった。もちろん日本盤特有のあの「レコード帯」の事である。
帯がコレクターの間で珍重されるようになったと言うか、重要な物であると言うのは当たり前のことなんだけど、20年くらい前にネットのサイトでこの帯のコレクターの存在を見た時には中々笑わせてもらった(もちろん、良い意味で)ものだが、ま、これはレコードに限った事ではなく、古書でも「帯」は大切であると言うのは周知の事(もちろん好事家の間で)。

この辺の楽しいエピソードは、あちこちに散見しているのでここで話すこともないんだけど、この間の帯の話があまりに懐かしい話題だったので(最近はこの手の話はもはやする事はないので)、さっきその辺にあったレコードを撮ってみた。



ご存知(かな?)、「UK」(格闘技の「U系」ではない(笑))のファーストアルバム。当時プログレファンには大喜びで迎えられたバンドではありましたが、商業的には辛かったのか、この後メンバーチェンジしてのセカンド、そして初来日にしてラスト来日の公演のライブアルバムを残して解散。
ただ、この時の反省(?)を活かして、リーダーのジョンウェットンは後に「エイジア」を結成、大成功するんだけど、それは又別の話。

で、帯はレコード、書籍だけではない、今は亡き「レーザーディスク」にも帯はあります。
まあ、サイズがLPレコードと同じなので、帯は似合うんだけど、初期のレーザーディスクは、コーナー帯というか、あまりレコードでは見かけないような帯であった。よく見ると、ジャケがそのまま海外での仕様なんだよね。



「プロデューサーズ」
もう何百回見たか分からないくらい繰り返し見ているメル・ブルックスの劇場用映画デビュー作! そして、アカデミー脚本賞受賞作。
21世紀になって本当にブロードウェイミュージカルになって、さらにはトニー賞を獲りまっくって、さらには再映画化までされると言う、一作で何回美味しいの?って、作品になった。

「二ヵ国語」仕様が、今となっては嬉しい。
見よ、吹き替えの豪華メンバーよ!
レーザーディスク発売当時から、吹き替え版の評価はメチャクチャ高かったのです。



「ヤングフランケンシュタイン」
こちらもメル・ブルックスの不朽の名作、あえての「モノクロ映画」。もはや現在の映画ファンは知らんかも知れんけど、この後には、あえての「無声映画」も撮ってるんだぜ。懐古趣味と見せかけた攻めの映画作り! とぼけた親父だぜ、メル!
これも二ヵ国語。こちらのジーン・ワイルダーは、あの広川太一郎!!

帯の紹介なのか、メル・ブルックス万歳ブログなのか?(笑)
まあ、どちらでも良いや!