前回のブログの続きのような話ですが…
ポイ活お得民のイメージを悪くする男性を目撃した話です。
某百貨店のデパコスDのショップ内でのこと。
隣に若いカップルがやってきました。
彼には未知の世界だったようです。
デパコスの価格にびっくりしたと思われます。
彼女に
「これと同じのマツキヨで売っていたよ」
(売っているわけないでしょ、だからみんなここまで来ているの!)
以下( )内は私の心の声
「マツキヨと比べてなんでこんなに高いの?」
(品質以前にそもそも人件費と場所代が違います)
「マツキヨの化粧品と比べて(価格差ほどの)効果あるの?」
(多くの男性がおそらく心で思っていることをコイツ口にしたぞ、しかも店内で!)
「マツキヨなら俺が買ってあげるよ」
(だから売っていないって!)
「マツキヨならポイントカード持っているから」
(マツキヨのポイントカード持っていても意味ないし…)
その後も
「マツキヨ、マツキヨ、マツキヨ…」
(おまえどんだけマツキヨ好きなんだよ!)
笑いをこらえるのに必死でした。
なぜマツキヨじゃないとダメなんだ、突っ込みたいところは満載でしたが…
美容部員さんの説明も頭にはいってきませんでした。
ついに彼女に
「外で待ってて!」
と言われ、追い出されていました。
ポイ活お得民の世界でしたら、彼氏さんは「賢い消費者」でしょう。
でも百貨店でデパコス求めてきている女子からしたら、この彼氏さんはただの「ウザい男」です。
確かに、マツキヨで売られている商品と比べて価格差ほど何が違うと言われると、私も答えに困ります。
しかし、ここに来ている女子たちはマツキヨでは得られない、それぞれが何か特別感等を求めてやってきているわけです。
この価値観の差を埋めるための説明は私にはできません。
前回のブログにも書いたように、同じ行動をしても「賢い消費者」と「こじ〇」と極端に評価が分かれることもあるのです。
彼氏さんには、
「デパートで買い物する女なんてバカじゃない」
という価値観の女性と付き合った方が幸せなのです。
私が一番言いたいのは、今回の問題は、ポイ活お得活動の価値観を他人に押し付けることです。
このマツキヨ大好き男の発言が聞こえた女性はポイ活民に対するイメージは悪くなったと思います。
埋められない価値観の差を持つ人間に何を言っても嫌われるだけです。