こんにちは
整形外科専門医 チョヘインでございます。
陥没眼や 再手術のケースで目の下の脂肪が不足
→脂肪再配置or下眼瞼＋微細脂肪移植
目の下が全体的に 脂肪が不足していてくぼんで見えたり、
脂肪が出ているが くぼんでいる部分が、出ている部分より広く
目の下の脂肪では すべて埋めることが難しい場合があります。
また最近では カウンセリングに来られる際、
既に脂肪再配置や 下眼瞼手術をされた経験があり
以前の手術方法は 再配置よりも除去が主流だったため
全体的に脂肪の量がむしろ 不足している場合が多いです。
脂肪再配置や下眼瞼手術は 目の下の脂肪を最大限利用して、
くぼんだ部分を滑らかにしますが
絶対的に 脂肪の量が不足している場合は、くぼんだ部分を滑らかにできなかったり
無理に再配置をした場合、全体的にくぼみが より深刻になる現象が出るようになります。
したがって、このように 脂肪が不足している場合
微細脂肪移植を一緒に行うと より良い効果を得ることができます。
この患者様は既に 他院様で下眼瞼手術を受けたことがある方です。
写真で見るよりも 実際に見る方がくぼんで見える部分が広く
再配置する脂肪も不足している方でした。
下眼瞼手術をしながら 一旦残っている脂肪を涙溝部分に埋めて
残ったくぼみは 自家脂肪移植を行いました。
下眼瞼手術の場合、既に一度皮膚を切り取っているので
再除去時、皮膚を引っ張てしまう現象が 起こってしまうこともあり
眼瞼外反のような副作用が 発生するリスクが高いです。
したがって、皮膚の切除は無理に行わず
目頭側の小じわに対しては スキンブースター注射を施しました。
手術後 １年後の写真です。
目の下のくぼみが埋められ 以前よりも目元が明るくなりました。
スキンブースター注射によって 皮膚の弾力も良くみえ、全体的な小じわも改善された姿です。
スキンブースター注射はいろいろあり、
患者様の状態によって 個人の肌に合わせてお勧めします。
一般的には、リジュラン、ヒアルロン酸成分の水光注射
スキンボトックス、ジュベルック等の 注射施術が可能なスキンブースターで
施術を行っています。
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