こんにちは
整形外科専門医 チョヘインでございます。
額にくぼんでいる部分があったり しわができているとき、または額がふっくらしていなくて
狭く見える時、脂肪移植をお勧めいたします。
以前は シリコン保形物を挿入したりもしましたが、保形物の異物感、
保形物の境界線が見える、手術部分に 血や水が溜まるといった副作用の為
最近は 保形物挿入が減ってきています。
自然な立体感の為には 額の脂肪移植やフィラー施術をお勧めいたしますが
眉の上や眉間のこけている部分を埋めるために 5～7㏄程度のボリュームが必要ならば フィラー施術、
額の全体的なボリューム感を出すための 10～15㏄以上の注入が必要な場合は 脂肪移植をお勧めいたします。
脂肪移植は 脂肪をお腹や太もも部分から 採取しないといけないため
睡眠麻酔で進行し、フィラー施術は麻酔クリームや局所麻酔で 簡単に施術が可能です。
額が狭い方ではありませんが 額の真ん中部分がくぼんでいて
全体になめらかではなく来院されました。
全体的にもう少しボリューム感を望まれたので 脂肪移植をお勧めいたしました。
額が狭くはないので ヘアライン周辺よりも眉の上、眉間側の上部分に脂肪移植をし
計20㏄程度移植しました。
手術後 １年目の写真です。
脂肪移植後 １カ月程度は腫れが落ち着きながら ボリューム感が減るように感じますが
それ以降は脂肪が生着して残っています。
移植前後の写真を 再度見て頂きますと
手術前よりも横から見たとき 真ん中の部分のボリューム感が出て
横顔のラインが 立体的に見えることが確認されます。
自然に額のボリューム感を希望される場合は 額の脂肪移植をお勧めいたします。
チョヘイン院長ブログ翻訳
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