ぬ゜
はじめに
ボクがこの車両を整備し始めたのは、2022年の3月か4月ごろだったと思う。
ちょうど沖縄に行ったのがそのぐらいだったので、恐らく春だ。
約2.3年かけて直しているが、その間に2度ほどエンジンに火が飛ばなくなって挫折した。
スターターリレーから始まり、モーター、イグニッションコイル、ボディアースなどなどなどなどなど。
幾度となく原因と対策を探り、点火と失火を繰り返した。
しかし、とうとう問題が解決できず半年ほど放置する。
そして、2024年春ーー。
足にしていたドラスタを売却して久しく、また風になりたい気分になったので、一念発起して直そうと思った。
原因はわかっている。
「イグナイター」だ。
イグナイターという名のパンドラ
プラグから火がつかない。
いわゆる点火系トラブルの一つに「イグナイター」という部品の故障が挙げられる。
イグナイターとは点火装置でCDIの親戚みたいなものだ。
パソコンでいうところのCPU。
人間でいうところの脳みそにあたる(たぶん)
こいつがイグニッションコイルに電気をタイミングよく流して、プラグから火花をとばすのだ。
とはいえ、このバイクは1980年製。
44才の恐らく約20年放置車両。
中身の電子部品がへたって、うまく電気が生成されないのだ。
というわけで、イグナイターを新規で買おうとしたわけだが、当然公式からの販売はなく、中華はあるもののそこそこ値段がする(平均25000円くらい)
ので……、
パッカーン!!!!
頑張ってなおしてみるわ♪
(次回予告:破壊神とべない)
※小まとめ:不用意に開けてはいけません。
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