とあるワナビーのライトノベル作家になるための追憶

ライトノベル作家・小説家・脚本家・ゲームシナリオライターになるために、ワナビーが日々精進するサイト。ライトノベルの感想。おすすめのライトノベルの紹介。


テーマ:

 

最高評価S~最低評価F

【文章力】B
【構成力】D

【キャラクター】B

【設定】B

【総合】C

 

【あらすじ】

 

AI(人工知能)の開発が進み、家事や仕事に就くアンドロイドが日々モデルチェンジする近未来のイギリス南部の村。弁護士として活躍する妻エイミーとは対照的に、親から譲り受けた家で漫然と過ごす三四歳のベン。そんな夫に妻は苛立ち夫婦は崩壊寸前。ある朝、ベンは自宅の庭で壊れかけた旧型ロボットのタングを発見。他のアンドロイドにはない「何か」をタングに感じたベンは、作り主を探そうと、アメリカへ。中年ダメ男とぽんこつ男の子ロボットの珍道中が始まった…。タングの愛らしさに世界中が虜になった、抱きしめたいほどかわいくて切ない物語。

 

【感想】

 

序盤はわくわくしながら読んだ。突然庭に現れた古いロボット。どこから来たのかも、どこで製造されたのかもわからない謎が沢山ある。それに興味を持ち、壊れかけたロボットの謎と修理のためにロボットを連れて旅に出る主人公。
ここまでは面白かったのに、だんだんとその面白さは減少していった。まずは偶然に頼る部分が多い。偶然寝過ごしたから、偶然尿意を催したから、などなどそういった偶然によってストーリーが動くたびに、作者の都合によって物語が動いているのが見えてしまって悪かった。さらに、もしかしたらロボットはもうすぐに壊れてしまうかもと主人公は焦るが、ロボットに詳しい人にまだ時間は沢山あると言われて、じゃあゆっくり旅をしようと決意するのに、その間にまた主人公はロボットの寿命が短いのではと焦ったり、とにかく作中の色々な部分に粗が多すぎる。
ロボットが心配でしょうがないと言ったり。ロボットなのになぜ心配する必要があるんだと不思議がったり主人公のキャラクターがぶれることが多い。
ロボットも期待ほどには可愛くなく、主人公同様魅力的には思えない。こんなロボットが家にいたら楽しいのにとは思えないのだ。
そして世界観もよくわからない。ロボットをおざなりに扱ったら虐待になるのか、ロボットはロボットで道具の一つなのか。アンドロイドとの関係はどうなのか。どうにもうまくそのあたりがつかめないので、作中のエピソードが頭に入ってこない。

また色々な場所を転々とするのだが、その理由も不明。文明が発達しているのだからメールと動画でも添付してロボットのことを訊ねられるはずなのに、わざわざ直接出向いて訊くのだ。そしてそれならこの人のが詳しいと何も進展がないまま次の人物を紹介されてそこに向かう。色々な国や場所や状況を描きたいから、意味のないたらいまわしを続けていることが容易に想像がつく。

 

そしてロボット関連の謎が解明されて、当初の問題が解決した後が長すぎる。魅力のない主人公がちょっとまともになったぐらいで、あなたは素晴らしく成長したとか、あなたはすごいだとか周りがもてはやして、その流れについていけない読者は置いてけぼりだった。

 

総じて面白くなりそうな予感はあったが、粗が多すぎて結局は面白くならずに終わった作品。

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