2月25日(日)に術後1ヶ月目を迎えました。
2月26日(月)に職場復帰を果たしました。
職場に復帰してからは、体力の低下を痛感する毎日で、少し疲れやすくなってはいますが、以前のような腹痛や腹部の違和感、急な便意に悩まされることなく、快適に過ごせています。
手術をして本当に良かったなーと感じる毎日です(о´∀`о)
職場復帰をして早くも1週間が経過しましたが、術後の合併症などもなく、元気に過ごしています。
まだトイレの回数は1日10回前後と多いですが、仕事がある平日は朝食を抜いたり、昼食を少なめにするとトイレの回数もおさえられます。
仕事復帰後に迎えた初めての週末は、表参道や渋谷、原宿で過ごしました。
原宿でタルトを食べたり、表参道の「文房具カフェ」で沢山絵を描いてきました。
表参道の「文房具カフェ」は店内の文房具が自由に使えて、ランチョンマットが画用紙になっているので、いろんな文房具で絵を描くことができて、大好きなカフェの1つです。
「文房具カフェ」で、文房具やえんぴつの独特の匂いに囲まれながら、紅茶のエスプレッソとクリームブリュレを食べるのが最高です。
「絵本カフェ」と並んで、「文房具カフェ」も大好きな場所の1つです。童心に帰ることができる素敵な場所です。
突然ではありますが、僕、このたび、引っ越すことにしました。
「港区在住」というブランドを捨てることにしました。
今は銀座と新橋の中間のあたりに職場があり、その近くに住んでいますが、UCという病気になって、手術を決断してから、自分の性格や考え方、価値観や生活習慣を見直すことにしました。
「ついつい考えすぎてしまう癖」、「見栄や虚勢を張る癖」、「ネガティブ思考に陥りやすい癖」、「他人の目や他人の評価を気にしてしまうところ」、「自己犠牲が美しいと考えてしまうところ」、「他人の噂や評価に左右されてしまう癖」
でも、それはすべて自分の幸せには繋がらないと気づきました。
幸せは他人が決めるものじゃないし、自分を犠牲にして成り立つものではないと。
もっと自分自身のことを考えて、変に周囲に気を遣いすぎることなく、他人の評価や他人の尺度、他人の価値観はシャットアウトしても良いのではないか、と思うようになりました。
東京都港区。刺激的なこの街で、「もっと上の自分」を常に夢見て追い求める。でも、「都心に暮らして、都心で働くこと」、「もっと上の自分を目指す」ことが、本当の幸せなのか?
東京都心の際限ない、ぎらついた欲望や人々、街並みやエネルギーから少し距離を置きたい、もっと「人間らしい生活をしたい」、と思うようになりました。都心はスーパーもないし、物価は高いし、食事も値段の割には美味しくない、テニスもスポーツも満足にできない、正直、銀座界隈は日常生活を送る場所ではないな、と思うようになりました。
広島の大自然の中で生まれ育った少年は、「東京都心でバリバリ仕事をして、都心で暮らす」ことが成功であり、幸せだと考えていました。
でも、銀座や新橋や六本木、赤坂や麻布界隈で生活していると、「港区在住」・「中央区在住」などのステイタスをものにしたつもりでいて、実は中身が空っぽ、見栄や肩書やステイタスにこだわるあまり、「何も掴みとっていない」人達が多くいることに気づきました。
「どこに住んでるの?」と聞かれて、「港区在住」と答えることがカッコイイと思う人々は可哀想だと思うようになりました。
そして、また、都内で「どこに住んでるの?」、「どこで働いてるの?」なんて聞いてくる人にろくな人はいない、ということも学びました。
「東京都心なんて相手にせず、見栄や虚栄心に囚われずに、正しい価値観で、地に足をつけて日常生活を取り戻したい」と考えるようになりました。
そこで、東京23区を離れることにしました。引っ越し先は東京であることには変わりないのですが、東京都内の郊外に住むことにしました。緑や自然、公園が多く、心が安らぐ落ち着いた場所です。
家賃は今の3分の1以下で、今のマンションより広いところに住めるようになりました。
自分の幸せは東京都心には無いのだ、と気づきました。
潰瘍性大腸炎に対して、手術をして、新しい人生を手に入れました。
以前のような薬漬けの毎日や、UCの不安やストレスに駆り立てられる日々は終わりました。
病院通いの日々も終わりです。
28歳。人生をやり直すにはまだ遅くない年齢かな、と思います。
潰瘍性大腸炎になって、正直、UCや病気持ちの人と結婚してくれる人はなかなかいないだろうなぁーと、結婚や家庭を諦めていましたが、もう一度、人生を再構築してみようと思います。