大阪のバスケット部の男子高校生が自殺した事件。

 遺族と学校側の見解に違いがあるそうだ。何発殴ったかに関して。

 問題は何発殴ったかではないだろう。

 一発でも殴ったらアウトである。


 しかもである。

 橋下大阪市長には市の最高責任者としての当事者意識が欠如している。

 彼はいつも他人を悪者にする。今回の場合でいえば、「学校現場の問題」 「教育委員会の問題」 と。

 市長は特別職の公務員であり、政治家である。結果責任が問われるのである。しかし彼には反省の 「は」 の字も感じられない。

 橋下氏の、「自分だけは悪くない」 は変わることはないだろう。


 このようなことでは、とうてい国政を任せるわけにはいかない。

 言いたいことを言うだけ言って、「自分は悪くない」 で済まされるものではない。

 彼にリーダーの資格はない。