ついにジンバブエから日本に帰ってまいりました
まずは、帰国の流れを。
とりあえずPCR検査です。
家までドクターが来てくれて、検査してくれるサービスを利用しました。
翌日結果の書類を持ってきてくれます。
それで一人100ドル。
出国の72時間前にはPCR検査を受けてないといけないから、ちゃんと受けました。
陰性(NEGATIVE )だよ!
これとは別に、日本で必要な様式の書類もあるので、それもドクターに作ってもらいました。
negativeの記載が一番重要なはずなのに、日本が重視するのは、むしろ検体を採取した時間らしく、そこをちゃんと書いてくれるよう依頼しなくちゃいけませんでした。
日付だけなら普通に記載してくれるんですが、時間って……。
日本らしいというか、お役所仕事というか、クソ真面目というか。重要なのはそこか?と、コンコンと説教したい。アホらしい。
一時期、飛行機内のサービスはほとんどなかったと聞きますが、今回はほとんど普通にサービスがありました。
感染対策もして、乗務員の方は大変そうですが。
ただ、飛行機の運航状況はとても不安定で、エミレーツは一部区間が運休になっています。
友達は一度日本に帰るつもりでいたのですが、飛行機が飛ばないので帰れなくなったようです
空港到着したらすぐに、流れ作業的にまた検査され、1時間ほどで結果が出ました。
当然陰性!
この短期間で陽性が出るわけないじゃん…。
この空港での検査の意味が分かりません。
どうせやるなら、帰国後5日くらい経ってからやった方が合理的だと思うけど。
実際、アメリカとかはそうだしね。
旦那の説では、「海外からの入国者から感染するという恐怖からこの水際対策が始まって、今、日本は入国者には全員陰性の検査証明の取得を義務付けているから必要ないはずだけど、一旦始めたことを撤回するには説明と説得が必要で、入国者に対する恐怖を国民から払拭させるのは難しいから、やめることもできず、続けてるだけなんじゃない?」とのこと。
すごく納得。
ただ、その人件費とか、検査費用とか、税金なんですけどね?
なんか、日本人って、税金払うのは嫌がるのに、税金の使い道に無頓着ですよね。
武漢からの帰国便とかも運賃を税金から出したそうですが、海外在住組のほとんどは日本に税金納めてないのに。非居住者だから。
話が脱線しました…。
帰国時、空港の職員さんなのか、厚生省や保健所の人なのか分かりませんが、たくさんの方が空港での検査のために働いていらっしゃったことには感謝しかありません。
昼夜を問わず飛行機は離発着してますし、それに合わせての勤務は、通常業務もあるでしょうに、大変だと思います。
つい、「ありがとうございます」「頑張ってください」と声をかけてしまいました。
本当にお疲れ様です
着いたのがもう夜だったので、一泊してからレンタカーで実家へGO!
何度か休みながらではありましたが、一人で6時間ほど運転したのは、さすがに疲れました💦
そして、レンタカーの乗り捨て代金は高いけど、仕方がない。
ホテルに2週間泊まることを考えたら、まだ安いから!
帰る途中のSAで見かけた「黙食」の貼り紙。
なんなの、あれ?
って思ってましたが、親が説明してくれました。
話すと飛沫が飛ぶから、黙って食え!ってことだと。
………はいはい。
もう呆れて言葉もありませんよ…。
そして、現在は実家で隔離生活中です。
毎日厚生省から機械音声で電話がかかってきます。体調チェックです。
ただ、これがクセモノで。
日本の携帯電話番号を私は持っていないので、実家の固定電話と母の電話番号を申告してました。
LINEでもいけるということだったので、データ通信SIMを入れてる私のスマホで厚労省の連絡用LINEと友達登録もしたのに、LINEにはなんの連絡もなく、お昼に固定電話が鳴るだけです。
なんか面倒くさい
日本の電話番号持ってない人たくさんいるじゃん!
ちょっとは考えてよ!
と、声を大にして言いたい。
さらに、海外からの帰国者ということだけで、ウロウロしてたら白い目で見られるからって、「絶対に家から出ないで!」と親に言い渡されています…。
なんなの、それ
日本でその辺をフラフラしてる人より、私の方がよっぽど感染リスク低いですけど?!
ジンバブエは1月始めからまたロックダウンになっちゃったから、家からほとんど出てなかったし。
もう、閉塞感ハンパなくて、気が滅入ります…。
コロナ感染者が出た家に誹謗中傷が来るって、戦時中かよ
テレビつけたら同じ話題ばかりで、ほかにニュースあるだろ!と突っ込まざるを得ない感じ。
見ていても気が滅入るので、テレビをつけることなく、過ごしています。
来月から住む家も探さなくちゃいけないし、やることを整理しつつ、こなしていこうと思います。
まだ頭と体がジンバブエモードのようで、まだ日本に馴染んでいない感じ。
もう少ししたら、イライラせずにすむようになるかな。
ということで、帰国報告でした