トークセンの施術は、タイ北部やラオスで、何世代にも渡って師匠から弟子へ、父から子へと伝承され、長い歴史の中で、人々の経験により守られてきたものです。
トークセンで使われる木槌は、普通の木ではなく必ず雷の落ちた木から作られ、天からのエネルギーが施術効果を高めると考えられています。
トークセンは張っている筋や腱を叩き、筋肉の緊張を早めにほぐし、腱をも緩ませるため、筋肉や腱だけでなく関節などの痛みにも効果がある施術法です。
また、トークセンはその独特な響きで精神をリラックスさせる効果があります。
トークセンが対象とする症状
1.筋肉疲労
腕、脚、肩、首、背中、腰の筋肉に凝りや痛みがある場合、腰痛、背部痛、首・肩のこり、腕・足の疲れ、頭痛など。
2.神経痛
坐骨神経痛、大腿神経痛、腕の神経痛など神経に直接刺激を与えることができ、強い刺激は神経の働きを鎮め、軽い刺激は神経の働きを高めます。
3.腱の病気
腱の周りや腱そのものが痛くなる場合、そのつながる筋肉が張っていることがあります。トークセンは腱に直接刺激を与え、腱の緊張をほぐすことができるので、そのつながる筋肉も緩めることができます。
4.関節痛
肩・腰・肘・膝などの関節の周りには、その関節を動かす筋肉や腱があり、それらの緊張が関節痛の痛みのケースがかなりあり、周囲の筋肉と腱を緩めることにより、関節痛を和らげることができます。
5.各内臓の働きの低下
背骨が歪んでいる場合は、その歪みに対応する神経や内臓に機能障害が生じ、歪んでいる場所の両側の筋肉を叩くことにより、背骨が真っ直ぐになり、関連するうちに良くなります。