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ご覧を頂きまして

ありがとうございます。

 

 

 

 

仕事終わりのサラリーマンが

居酒屋で話題にする内容

と言えば”上司の批判”です。

 

 

僕にも経験がありますが、

上司の仕事の振り方や

対応に対し、

 

後輩や同僚と居酒屋で語り

あったことをよく覚えています。

 

 

 

僕達が

こうした批判的な

話しをするときは、

 

決まって仕事が

順調でないときです。

 

 

20代の頃の僕は、

仕事が上手くいかないのは

自分の責任ではないと

 

”予防線を張る為”に

上司を持ちだしていた訳です。

 

 

 

自分が正しいとばかり

思い込みすぎるのは

非常に危険です。

 

 

たとえそうだとしても、

100%押し通そうとせずに

相手の意見も受け入れなければ、

組織では生きていけません。

 

 

仕事を上手く進める

これは『組織の目的』です。

 

 

正論を押し通すことに

力を注いでいる人は、

 

同時に相手の意見を

聞き入れたくないと

考えます。

 

 

それは、

仕事本来の目的を

間違えている、

 

もしくは

目的が変わってきていると

考えられます。

 

 

つまり、

仕事を上手く進めて

成功させることではなく、

 

正論を押し通すこと自体が

目的になっている可能性が

高いです。

 

 

会議で

上司と部下がやり合う

場面などは典型的です。

 

 

 

僕が会社を退職した後、

 

次の管理職候補に

上がっていたのは

当時の部下(後輩)でした。

 

 

とても優秀な人材でしたが、

上司と争い3年後に退職

してしまいました。

 

 

彼が言うには、

仕事は好きだったし

今後の展望も見据えていた。

 

 

だけど、あの上司とは

やっていけない。

 

 

それが退職理由です。

 

 

在職中、何度か連絡を

もらっていましたが

話すタイミングを作れず、

後に聞くことになりましたが

 

一度として

お互いに歩み寄ることはなく、

関係は劣悪だったそうです。

 

 

彼は、

”一線を退いてほしい”と

上司に訴えたと言います。

 

 

彼の上司は、決して

話しの分からない人間、

 

部下の意見を

まったく聞こうとしない

人間ではありません。

 

 

それが

全くできないようであれば

その立場にはいません。

 

 

僕は、同じ環境で共に

働いてきたから分かります。

 

 

しかし、お互いの正論が

争いに拍車をかけ

後戻りできなくなってしまった。

 

 

2人とも、間違いなく

仕事を楽しんでいました。

 

だからこそ、本当に残念です。

 

 

 

冒頭でもお伝えしましたが、

本来の目的は仕事の成功です。

 

 

”上司との争いに勝つ”

ことではありません。

 

 

後輩の仕事に対する情熱は、

近くで見てきましたのでよく

分かります。

 

 

しかし、

そこまで劣悪になるまで

上司と争っても勝てる

可能性はほぼなく、

 

 

運よく屈服させても

また次の争いが

生まれてしまい、

 

 

組織本来の目的からは

どんどん遠ざかっていきます。

 

 

 

嫌な言い方になりますが、

会社でより権力を持っているのは

間違いなく上司です。

 

 

 

従って、

上司へ正論を押し通そうする行為は

権力闘争になり、その先にあるのは

敗北しかありません。

 

 

 

ならば、

敗北するリスクを負うよりも、

生きる道を選んだ方がいいと

僕は思います。

 

 

 

本人がそこで生きたいと

思っているなら尚更です。

 

 

 

 

 

最後までお読み下さり

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

今日、来てくださった方との

出会いに感謝いたします。