今日も

ご覧を頂きまして

ありがとうございます。

 

 

 

 

夢や目標が叶ったときから

”人生の本番”と考えると

 

 

今という時間は

”リハーサル期間”

になります。

 

 

少々、

違和感を感じますが

 

これは20代の頃の

僕の思考です。

 

 

先のことばかりを

考えていた僕は、

 

物事を先延ばしに

する傾向にありました。

 

 

明日になれば

何かが変わると

期待していた訳です。

 

 

それと同時に

見えない未来に対する

不安も抱えていました。

 

 

更に言えば

過去への後悔は

日常茶飯事です。

 

 

 

僕は、『今という時間』を

未来への『リハーサル期間』と

捉えていた訳です。

 

 

 

平たく言えば、

今日という日を

大切に生きていなかった

 

と言えますが、

 

 

人生は思い通りにならない

そのことから目を背けていました。

 

 

だったら

夢や目標を持つのは

無意味なことなのか

 

 

と言われてしまいそうですが、

決してそうではなく

 

 

そのような現実と向き合い

どう生きていくかを考えなければ

 

”いつまでも先は見えてこない”

ということです。

 

 

 

昔、親や先生から

毎日、やるべきことを

しっかりやりなさい

 

 

と言われたことを

思い出しますが、

 

 

数十年かかって

ようやく自分なりの

納得ができました。

 

 

過去でも未来でもなく、

今という時間を全力に生きれば

いろいろなことが変わってくる。

 

 

本当にそうだと思います。

 

 

 

 

仕事においての目標

会社としての目標(理念

を定めることは大切です。

 

 

しかし、人生において

将来の1点に目標を

設定することは、現実に

合わないかもしれません。

 

 

 

夢を否定している訳では

ありません。

 

 

あくまでも

一個人の意見です。

 

 

目標にこだわりすぎると、

一見目標と関係ないように見える

”貴重な体験やチャンス”を

見逃してしまう可能性があります。

 

 

だったら、”目標”は立てずに

目指す方向だけを決めておく方が、

 

 

長期的に見れば

多くを成し遂げられる

可能性があります。

 

 

 

あえて否定派として

意見を述べさせて頂きますが、

 

人生の目標を1点に絞れば

精神的な圧力を感じることも

あります。

 

 

人生は直線上を

進んではいきません。

 

 

多少でも

方向がずれてくれば

 

 

目標に向かって

努力していないと

罪悪感を感じます。

 

 

また、そこから生まれる

プレッシャーの弊害は、

 

 

自然の感情や行為を

抑えつけてしまい、

創造力を失います。

 

 

 

対して、目標の代わりに

方向性だけを定めた場合

 

 

その方向に踏み出す

一歩、一歩が意味を成し

 

余計な勝敗に捉われる

こともない為、敗北感に

つきまとわれません。

 

 

 

人が極度の

緊張状態にあるとき、

 

プレッシャーを

感じているときは

冷静さを欠いています。

 

 

その状態では

ミスを誘発することにも

なりかねません。

 

 

運よく目標値を達成しても、

神経を使い果たし

燃え尽き症候群に襲われる

こともあります。

 

 

 

ここでアプローチを変え、

厳しいノルマや目標でなく

方向を定め踏み出した場合、

 

 

環境は激変します。

 

個人が持つ

生来の好奇心や

 

自由な発想が

生かされる場となり、

 

 

皆でアイデアを出し合うことで

想像以上の結果が生まれる

可能性もあります。

 

 

当然、燃え尽き症候群に

襲われることはなく、

 

今後も更なる組織の発展、

個人の成長も見込めます。

 

 

 

高すぎる目標を

追いかけた結果

 

そこそこの成果で

終わることは

 

始めから

想定していた作戦

かもしれません。

 

 

達成された時点で、

人は甘んじて満足

してしまうからです。

 

 

 

しかし、

この考えの根底には

 

社員は会社の歯車に

すぎないという発想が

うかがわれます。

 

 

 

そうではなく、

”方向性”だけ定めて

 

後は毎日の課題に

全力を尽くす。

 

 

柔軟な発想をする為に

極力楽しみながら

 

 

 

そうしている間に

創造力は養われ

個性が磨かれていく。

 

 


自然と進むべき道に

導かれていくのでは

ないでしょうか。

 

 

 

 

 

最後までお読み下さり

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

今日、来てくださった方との

出会いに感謝いたします。