悲しい時、悔しい時、人は泣く。
泣くという行動は、悲しみそのものではなく、悲しみを整理し癒そうとする心の動き。
嬉しい時、安心した時、共感した時にも、人は泣く。
ひとしきり泣いた後に、胸の辺りがあったかくなって、落ち着いた気分に戻してくれる。
だから『涙』という字は水が戻ると書くのだろう。
人間の体内のほとんどが水で出来ているから、きっときれいな水に戻してくれるから癒されるのだろう。
どうやって泣かないでいようかと頑張っている人
誰にも知られないように一人で泣こうとしている人
もう大丈夫、ちゃんと泣くことを許してあげよう。
泣くことは弱いことでも恥ずかしいことでもない。
ちゃんと感情を表現する一つの方法で、泣いたからといって今までの自分が崩れ落ちそうになることはないよ。
涙は、心の中に溜まっている言葉にならない感情とつながっているから、ちゃんと涙を流して、
感情を吐き出すことになるから安心してもいい。
大丈夫。