動物園に向かう車の中で 息子が『かわいそうなぞう』の話をしてくれた
読み聞かせの時間に図書館ボランティアの方に読んでもらったようだ
読み聞かせは何回もしてもらっているが 彼が本の内容を話してくれたのは初めて
戦争で動物園が爆撃を受け動物が逃げ出したら危ないということで動物が次々殺されていった
でも賢い象は毒を餌に混ぜても分かってしまう
お腹がすいてやせ細った象
餌をもらおうと芸をする
でも結局死んでしまった ・・・というお話
結構細かく話してくれました
彼の心に強く残ったから覚えていたんだなと思います
末っ子の口からこの話を聞いて ぞうもかわいそうだったけど 飼育員は辛かったろうなと泣けてきました
毎日食事のお世話 病気になったら看病 芸も仕込んで・・・・と可愛がってきたのに 戦争という理由で自分の手でお世話してきた象を殺さなければならなかった飼育員
「どうして戦争って起こると思う?」
と末っ子に聞いてみた
「ほかの国にあるものが欲しいから」
彼なりにわかっています
「日本は石油を止められて追い詰められて戦争しちゃった」
「日本が負けたあと外国に残って その国の独立を助けるためにその国の人と共に戦った日本人もいた」
「日本はすごい国なんだよ」
と 力説してしまいました
ほかにもいろいろ話しました
子供の目を見て真剣に力いれて話したの 初めてかもしれない
子供には日本人としての誇りは持ってもらいたいなと思っています