皆さんこんにちは。Nです。
私は境界知能とASDグレーゾーンの当事者です。
今回は、決めつけは子供の「出来る経験」を奪うことについてお話します。
私が小学校3年生の頃、学園祭のようなお店を開くイベントがありました。
その時に私は、「どんぐりを使って、楽器を作りたい。」と提案をしました。
しかし、その提案は親や同級生に否定されました。
何故なら…
・「どんぐりで楽器なんて作れるわけがないでしょ?」と決めつけられたから。
・「イベントでどんぐりを使用して良いのは小学校低学年までだ。」というよく分からない決めつけがあったから。
です。
何故、作品すら作っていない段階で「作れるわけがない。」と決めつけるのでしょうか?
何故、どんぐりを使用することに制限があるのでしょうか?
私には、当時からその理由が分かりません。
実際に、私はヨーグルトなどに使われた容器を使い、どんぐりをその中に入れて、「マラカス」を作りました。
マラカスだって、立派な楽器ですよね?
また、どんぐりは自然に出来たものであり、使用出来る年齢制限なんてないはずです。
もし、親や同級生の言うことを間に受けていたら、マラカスは作れなかったと思いますし、「私にも出来た。」という経験が減ります。
なので…
・「どんぐりで楽器なんて作れるわけがないでしょ?」
・「イベントでどんぐりを使用して良いのは小学校低学年までだ。」
と決めつける前に、
「どんぐりを使って、どんな楽器をどのように作りたいのか?」を本人に聞いたり、
「何故イベントでどんぐりを使用して良いのは小学校低学年までなのか?」について、その理由を考えたりする必要があります。
決めつけは子供の「出来る経験」を奪います。
決めつける前に、本人の提案を聞き、自分の考えが決めつけになっていないか、確認することで、子供の「出来る経験」を減らさずに済むのではないでしょうか?
最後まで読んで頂き、ありがとうございます( ´ ▽ ` )ノ