たまたま地球放浪

たまたま地球放浪

2013.6.18〜2014.7.26

約1年と1ヶ月かけて西回りで世界一周してきました。
旅中のことをダラダラとテキトーに書くブログです。
あと四国歩きお遍路についても書いてます。現在自転車で日本一周中。あとモノノフ。よかったらどぞ。

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お遍路旅も無事終わって前日はあさみちゃん宅に泊まらせてもらった。お互い疲れていたこともあり朝は10時くらいまでのんびり過ごした。名古屋でどこか観光したいところはないかずっと考えていたのだがお互いに特に思いつかないこともあって今日はこのままのんびりと過ごすことにした。でもせっかく名古屋に来たので名古屋っぽさを味わうために近くのコメダコーヒーに行ってモーニングを頼むことに。








名古屋と言えばモーニング。
コーヒーを頼むだけでパンとゆで卵がついてくる。素晴らしい文化だ。




モーニングを食べた後はあさみちゃんオススメのスーパー銭湯へ行って岩盤浴に入った。岩盤浴なんて久しぶりだ。お遍路で疲れきった身体をのんびりと癒す。



昼は名古屋名物の台湾ラーメンを食べたかったのだが調べていたお店はランチがやっていなかったので急遽あんかけスパを食べに行くことにした。あさみちゃんもまだ食べたことがないという。まぁ大体地元にいるとそんなものなんだよねぇ。







うん、あんかけスパうまい!!
なんかシャレたパスタと違ってジャンクフード感があってこういうのは好きだ。




その後名古屋で唯一見ておこうかなって思った名古屋城へ向った。なんだかんだ銭湯でのんびりしすぎたせいで着いたのは夕方だった。







名古屋城に着いたがここで入場料がかかることを知る。まじか、天守閣に登るのは有料ってところが多いが城門をくぐるのに入場料がかかるとは思わなかった。しかも閉館まであと30分くらいしかない。結局ちょっと悩んだものの名古屋城は外から眺めることにした。といっても近くからは木々が邪魔でほとんど見れなかったのだが・・・名古屋には何回か来ているのに未だに名古屋城をちゃんと見れていない。またいつか来るチャンスはあるだろうからその時までお預けだ。






城門だけ写真を撮る。



名古屋から豊田まで戻って豊田にある上郷SAまで送ってもらった。途中ダイソーに寄ってヒッチハイク用のボードを購入。ここから先は東名高速でヒッチハイクしながら帰る予定だ。あさみちゃんはこの日の夜から夜行バスに乗って東京に行くと言うのでタイミングが合えばまた東京で会えそうだ。上郷SA裏の一般道から入れる駐車場まで送ってもらってあさみちゃんとはお別れ。名古屋観光はあんまりできなかったけど色々名物も食べられてゆっくりもできて楽しかった!ここまで送ってくれてありがとう!






上郷SA
着いてすぐに日は暮れてしまった。ヒッチハイクを夜にするのはちょっとハードルが上がる。






比較的大きなSAだったがトイレ前も人通りはほとんどなくなっていた。夜のヒッチハイクは面倒なので今日はここで野宿して翌日の朝からヒッチハイクを開始することにした。ここのSAはコンビニもあってめちゃくちゃ便利だ。最近のお気に入りであるどん兵衛大盛りを食べてSA脇の人目に映らないベンチで寝袋を広げて野宿した。





ボードに静岡方面と書いて明日のヒッチハイクに備えた。まだヒッチハイクは慣れないが明日も頑張って行こう・・・




夜中、雨の音で目が覚める。ベンチの上は木が生い茂っているだけで完璧な屋根にはなっていない。仕方ないので屋内に避難することにした。野宿はたまにこういうことがあるからしんどい。雨は通り雨だったみたいで小一時間程で止んでしまった。再びもとの場所に戻り就寝。朝までまた降らないといいが・・・



なんとか天候はもって無事朝を迎えることができた。外は晴天でヒッチハイク日和(?)だ。朝ご飯を食べて準備をしてヒッチハイクを開始した。


出口に向う車を目標にボードを掲げてアピールするもあまり反応はよくない感じだった。たまにバスツアーの団体のおばちゃん達が前を通って軽く応援された。頑張ろう。


しばらく続けたがあまり効果を感じなかったので人通りの多そうなコンビニの近くにボードを掲げてアピールすることにした。静岡方面では漠然としすぎているかと思いまずは近場の浜松方面と書き直して再度ボードを掲げた。乗せる方もきっと近い方が乗せてやろうという気になるだろう。


しばらくするとコンビニから出てきた1人の男性が「浜松に行きたいの?」と声をかけてくれた。トラックの運転手の若い兄ちゃんで「新東名の静岡SAまでだったら乗せて行ってもいいよ」と言ってくださった。本当は静岡の富士市に寄りたかったので新東名方面は微妙だったのだがせっかく声をかけてくれた縁を無駄にするわけにもいかないし何よりやっぱり乗せてくれることが嬉しすぎるのでありがたく乗せてもらった。


初めて大型トラックの助手席に座ったが車高が高くて席も広く握っているハンドルもかなりデカい。「本当は会社の規則でだめって言われているんだけどね」というお兄さん。確かにそういう話はよく聞いたことがあったからこうやってトラックに乗せてもらえたのは意外だった。「ヒッチハイクしている人を見るとこういう言い方は悪いかもしれないけど可哀想って思っちゃうんだよね。1人で必死に頑張っている姿見るとさなんとかしてあげたいと思ってさ」という。確かにヒッチハイクは孤独との闘いだ。1人でボードを掲げてまわりからの注目を浴びる中必死に知らない人達に向ってアピールする。しかしほとんどの人は見向きもしないがこうやって優しい人が乗せてくれることもあるのだから本当にありがたい。「ヒッチハイクするなんて本当凄いと思う、自分にはできないよ」と言ってくれた。


トラックのお兄さんとは世界一周の話やお遍路の話などで盛り上がった。こういう時旅の話はいいネタになって助かる。自分では特別凄いことをしているという認識はないが大抵こういう時は何か偉業を成し遂げた人みたいに見てくれる。確かに自分も世界一周に出る前は世界一周している人をただただ凄いと思っていた。あまりに現実離れしていて自分とは遠い世界の人のように感じたのだ。


お兄さんからはトラック業界についても色々聞いた。労働時間とか過酷そうなイメージのある業界だが最近は結構キチンとしていて休憩もしっかり規定通り取らないといけないらしい。若い人が少ないらしくて大型の免許取れば若い人ならかなり需要があるのだそうだ。法廷速度もきっちり守っていて一定速度をキープしてしばらくアクセルも踏んでいなかった。日々高速道路を走っているとやはり交通事故もかなり見るという。悲惨な現場もかなりの数見てきたらしい。



お兄さんと色んな話をしているとあっという間に新東名の静岡SAに到着した。お兄さんにここで降ろしてもらってお礼を言ってお別れした。ここまで乗せてもらって本当にありがとうございました!!



さて、何とか静岡SAまで辿り着いたが実は困ったことがあった。さっきも言ったように今日は富士市の吉原というところに寄り道がしたかったが新東名に来てしまったことでそこまでのアクセスが結構難しくなってしまったのだ。高速の地図を見ても新東名では吉原近くにSAやPAはなくここで続けてヒッチハイクして行くのは難しそうであった・・・







作戦を練りながら取りあえず昼休憩。
富士宮やきそばをいただく。



地図で調べているとこの静岡SAからJR静岡駅はぎりぎり歩けなくもなさそうだった。このまま静岡駅まで歩ければ電車で吉原駅は割と近くだ。ちょっと距離はあるけれど歩くことには慣れている。さっそくSAから一般道へ出て静岡駅に向った。



2時間くらいかかっただろうか?なんとか静岡駅に到着した。







静岡駅前。







静岡市と言えばちびまる子ちゃん!!







吉原駅までは東海道線に乗って数駅だ。







吉原駅に到着。
ここに来た目的はやはり聖地巡りである(笑)
今年公開されたももクロ主演の映画「幕が上がる」のロケ地が静岡の富士市なのだ。映画のロケ地巡りなんて初めてだ。まさか自分がアイドルにハマって映画のロケ地巡りをするようになるとは夢にも思わなかった。まずはロケ地である岳南鉄道吉原駅に向う。








JR吉原駅から岳南鉄道吉原駅へ向う途中の道。
映画でさおりと中西さんが二人で歩いて駅に向っているシーンである。







岳南鉄道吉原駅


さおりが中西さんに声をかけるシーン。








岳南鉄道の線路。
この辺りからの景色が青春賦のPVに使われているらしいがちょっとピンと来なかった。富士山が雲で隠れてしまっているせいだろうか??







富士市立中央図書館

さおりが中西さんとぶつかるシーン。
残念ながら館内は撮影禁止のため写真は撮れなかった。受付のカウンターにはいくつか誰かのサインと一緒にももクロのサインも飾ってあり受付の人に写真撮影したいとお願いした。職員も慣れきっていて「ももクロのですか?」というとここでは撮影が禁止なので2階でお願いしますといい2階の事務所まで案内してもらった。そこで撮影許可証みたいのに名前や住所を書いて提出。額縁からサインを出してもらい無事撮影することができた。







職員の方に写真撮影に来るファンって多いですか?と聞くとやはり結構来るのだそうだ。こういうのって職員の対応も大変そうだ。お礼を言って図書館をあとにした。







図書館の近くにある「さわやか」というハンバーグ屋さん。静岡出身の夏菜子ちゃんもイチオシの静岡県にしかないチェーン店だ。ここも映画のロケ地になっていたので夕食がてら入店。







入口には映画のパンフレットも飾られていた。







ここの人気メニューである「げんこつハンバーグ」をいただく。映画では地区大会を突破した演劇部の打ち上げでこのハンバーグを食べていた。思ったより少々高かったがかなり美味い!!チェーン店にしてはなかなかレベルが高いのではないだろうか!?



さわやかでのんびりした後は岳南鉄道に乗って比奈駅に向った。











比奈駅全景。
映画ではさおりと中西さんが心を開き合うかなり重要なシーンだ。てかさっきからさおりと中西さんのシーンばかりだな(笑)







二人が座って話をしたベンチ。







やがて電車がやってきて「銀河鉄道の夜みたい・・・」となるシーン。







比奈駅は日本夜景遺産の施設型夜景遺産に認定されているらしい。映画でも夜のシーンだったので暗くなるまでしばし待機した。






夜の比奈駅。
確かに暗闇に栄える駅舎は不思議な趣がある。そして映画のシーンがよみがえってくるようだ。






二人が座ったベンチ。別アングルから。



聖地巡りも無事終わった。本当はまだまだたくさんあるのだがそれぞれ距離が離れすぎているのと少々マニアックな場所なため今回は見送ることにした。また今度機会があれば車かなにかでゆっくりロケ地巡りに来たいものだ。再び岳南鉄道に乗って吉原の方へ戻った。



ここからは東名高速の富士川SAへ向けてひたすら歩いていった。少々距離はあるがお遍路を終えた身からすればちょろいものだ。








富士川SAからの夜景。
この日は富士川SAの脇の東屋で野宿した。ヒッチハイク再開は翌日の朝だ。おやすみなさい・・・








朝天気はさほどよくなかったが東屋からは富士山が見えた。







野宿した東屋。







富士川SA







ボードに東京方面と書いていよいよ東京までの帰省を狙う。本当は千葉まで行ければ一番いいのだが贅沢は言ってられないだろう。



いつものようにトイレの前あたりでボードを掲げてアピールする。
すると意外にも早く二人組のテンションの若いお兄さん達に声をかけられた。「東京まで行きたいんかー?ウチら厚木まで行くからそこまででよかったら乗っててもいいよ!」という。もちろんお願いして乗せてもらうことにした。



話を聞くとこの二人組のお兄さんは二人とも40代とのことで歳を感じさせないルックスとテンションだった。名古屋から横浜に向う途中らしくて横浜まで行ければ電車で自宅まで帰れるので横浜まで乗せていってもらうことにした。高校時代からの友人らしくてお互い結婚はしているが月に一度は二人で遠出して遊ぶようにしているという。なんとも微笑ましい関係だ。助手席に座っている方のお兄さんは既に酒を飲んでいてテンションが高くマシンガントークが続いた。常にボケをかまして運転手のお兄さんがツッコミを入れるという芸人みたいな二人だ。ずっと話していてかなり面白かった。



途中高速をおりるとコンビニでビールを2本も奢ってくれた。運転手のお兄さんは飲めないがお茶で三人でささやかな乾杯。道の都合か旅のプランの変更かこのまま246号を通って先に渋谷に行ってくれることになった。渋谷からの方がもちろん千葉には帰りやすかったのでとてもありがたかった。



終始くだらないバカ話で盛り上がったような感じだ。運転手のお兄さんの方は「うるさくてごめんねーぶっちゃけ疲れるでしょ?(笑)」と言ってくれたがむしろこうやってテンション高く絡んでくれるのは楽しいしとてもよかった。程なくして渋谷に到着。駅前で降ろしてもらいお礼を言ってお兄さん二人とお別れした。


久しぶりに降り立つ東京、渋谷は活気に満ちていて「戻ってきたんだなぁ・・・」と感慨深かった。たぶんヒッチハイクで戻ってきたからなおさらだったろう。この旅で数回しかヒッチハイクはしなかったが大変だった反面色んな親切な人に出会えたし色んな話ができてとてもいい経験になったと思う。ヒッチハイク旅をする人なんかもいるけれどなんとなくその楽しさもわかった気がする。


東京に来ていたあさみちゃんと連絡を取って渋谷で会うことにした。適当にランチを済ませてまだ行ったことがないというので明治神宮や原宿の竹下通りなどに行った。






明治神宮に向う途中で代々木公園の並木通りを歩いた。ここはももクロが結成したばかりの時に路上ライブを行っていた聖地である。今は路上ライブは禁止されているらしくそういった活動をしている人達はいなかった。近くなのでいつでも来れると思いつつ何気にちゃんと来れていなかったのだ。






初期の動画を漁っているとまだ中学生くらいの彼女達がこの場所で歌って踊っていた。観客は数人、まさかこの時この場所で歌って踊っていた素人に毛が生えた程度の彼女達が今やトップアイドルになって数万人規模のライブをする日が来るなんて誰が想像しただろうか。こんな路上ライブの時代からこの向かい側にあるNHKホールのステージに大晦日の夜に立つことを夢見てそれを叶えてしまうのだから本当に凄いと思う。



あさみちゃんを新宿まで送ってその後いつもの総武線に乗って自宅に帰った。四国の歩きお遍路を無事に終えて九州や近畿、東海地方を巡りヒッチハイクをして聖地巡りもたっぷりした旅であった。世界一周も素晴らしかったのだが日本の旅、特に四国の歩きお遍路は本当にいい経験になったしいい旅だったなぁとしみじみ思う。なかなか出来ない体験をたくさんさせてもらった。


この先、社会人としてはずいぶんブランクが空いてしまったけど人にはなかなかできないたくさんの経験をさせてもらった分それを自分の強みにしてこれからは何かしら社会に貢献していければいいなぁと思う。まずは仕事を探さなくてはならない。はっきり言ってかなりダルいが(笑)



そんなこんなで今回の旅は終わり。
四国お遍路の旅は本当に素晴らしかったです。
そのよさを1mmでも伝わったかどうかわからないけど旅好きな人とかお遍路に興味を持っている人に少しでも伝わってお遍路を始めるきっかけになれればいいなと思います。


最後に、今までお世話になった色々な方々に本当に感謝いたします。
この旅は自分1人では成し遂げることができない、本当に色々な方々の支えによって出来た旅だと思います。本当にありがとうございました!!!!


ではでは。

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前日(?)徳島港で仮眠した後2:55発の和歌山港行きのフェリーに乗り込んだ。船内で再び仮眠を取りながら和歌山港には5:10頃に到着。









ついに約40日間滞在した四国とお別れし和歌山に上陸した。高野山へは電車とケーブルカーを使って行くことが出来るが、アメリカ横断した時の友達であるあさみちゃんが名古屋から車で和歌山まで来てくれるというので南海鉄道の橋本駅というところで待ち合わせをして車で向うことになった。実はあさみちゃんが来てくれるということになるまで高野山をどうやって登ろうかずっと悩んでいたのだ。せっかくなら麓から登山道を通って登ってみたいとも思っていたが一日がかりの登山になる上に高野山では野宿できそうな場所がなかなかなさそうだった。かと言って宿坊に泊まろうとすると平均1万くらいかかるらしくもはやぼったくりの域である。幸いダメ元であさみちゃんに声をかけたら一緒に高野山まで行けると言うのでとてもありがたかった。久しぶりの再会もできて一緒にお礼参りできるのも楽しい。



和歌山港駅から始発に乗って一度大阪の天下茶屋という駅で乗換える。都心部に近づくにつれて通勤客が増えてきた。一度大阪まで行くのでかなり時間はかかったが自分が買ったフェリーのチケットに南海鉄道の切符がついてきたのでタダで橋本まで行くことができた。橋本駅に到着し8時頃あさみちゃんと合流。名古屋から夜中に出てここまでやってきてくれたらしい。運転を交代して1時間程かけて高野山まで向った。



高野山は開創1200年を迎えていてあと一週間程でそれが終わるので駆け込みでかなり混んでいると聞いていた。最近行ったと言うお遍路さんの話だとケーブルカーもすし詰め状態だったのだとか。自分らはなるべく早めに到着するようにしたが高野山の駐車場は既に満車になっている駐車場が多く車を止めるのも大変だった。それでも早めに出発したおかげでどうにか駐車場も見けることができた。あいにくの雨だったがまずは総本山の金剛峰寺に向った。



















さすがに立派なお寺だった。お礼参りでお遍路さんの姿も多いだろうと思っていたが意外にも白衣を来ている人は少なく一般観光客の方が多い印象だ。



ここから弘法大師の眠る奥の院までは約2kmほどである。車を出すと駐車場が見つかるかわからなかったので歩いていくことにした。







奥の院入口








この先が弘法大師の眠る奥の院だ。この橋から先は聖域となっていて写真撮影はできない。建物の奥にまわり弘法大師の霊廟を参拝。ロウソクと線香をあげてお経を唱えてお参りした。なんとか無事に88ヶ所全て歩き通すことができました・・・と弘法大師にお参りする。このお礼参りでついにお遍路の旅は終わった。だが家に帰るまでが旅である。今日はこのまま車で伊勢神宮に寄りながら名古屋へ行く予定だ。車だと自由が利いて素晴らしい。



弘法大師への祈りが通じたのか(?)奥の院から帰る時には雨もあがって晴れ間が見え始めた。



高野山を下ってせっかく和歌山に来たので和歌山ラーメンを食べることに。






麺や えん







醤油ラーメンとわさびラーメンを注文。一つは普通の麺が売り切れてしまいほうれん草を使った麺で注文した。結局和歌山ラーメンがどんなものなのかよくわからなかったがラーメン自体はうまかった!わさびラーメンも癖になりそうな味だ。



その後は下道をのんびり走りながら三重県の伊勢神宮を目指した。和歌山も三重も初めてである。伊勢神宮は一度行ってみたいと思っていたのでこうやって来る機会があってよかった。それにしても今回の旅はお遍路に高野山に伊勢神宮と寺や神社ばかり巡るというなかなか地味な旅になった。世界の絶景を見るのもいいがたまにはこういった旅もいいだろう・・・



昼過ぎから夕方近くまで走りようやく伊勢神宮に到着した。17時までだったのでギリギリの時間だ。伊勢神宮は内宮と外宮があって内宮がメインらしい。











立て替えされたばかりという橋を渡って本宮に向った。
まわりの観光客は中国人など外国人ばかりだ。最近日本の観光地に行くと本当に外国人が増えたと思う。円安やビザ免除の効果が如実に現われているんだと思う。







本宮は写真撮影禁止だったので手前の階段から撮影した。本宮自体はこざっぱりした建物で派手さはなくイメージしていた印象とはだいぶ違っていた。お賽銭を入れるところもなくお参りもまともにできなかったので伊勢神宮ってこんなんなのか!?という印象だ。







伊勢神宮の横にあるなんちゃら横丁も夕方になってほとんどの店が閉まっていた。日中はさぞ賑わっているんだろうなぁという感じの佇まい。空いていてよかったのだが逆に寂しさもある。なんか肩すかしをくらったような感じにはなったが取りあえず伊勢神宮には来れてよかった。三重に来たのも初めてだしわざわざ寄ってくれたあさみちゃんに感謝だ。



帰りは名古屋まで運転を交代しながら走った。
名古屋に到着し自分のリクエストで名古屋名物の味噌カツを食べに行った。








味噌カツうまい!!
お遍路中はなかなか豪華な飯にありつけなかったので食欲が大暴走してしまいそうだ。名古屋は他にも食べたい物がたくさんある。明日はあさみちゃんに名古屋名物をたくさん食べさせてもらおう。







本日はあさみちゃん宅へ泊めてもらえることになった。ありがとうございます!!帰りにビールを買って二人でささやかに乾杯。自分はせっかくなので名古屋限定ビールを飲む。今日はお互いに長距離を運転してなかなか疲れた一日であった。お遍路も終わり後はのんびり観光しながら自宅に帰るだけである。旅をしているといつまでも旅を続けたくなるし家に帰りたくなくなるのだがそうも言っていられない。旅はいつか終わるのだ。



この日は久しぶりのベットにてゆっくりと就寝・・・

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前日は8番札所近くの温泉施設脇で野宿をした。前回は1日で1番札所からここまで来ているので今日中に1番札所に戻れそうだ。今回は途中の札所でお参りもしなくていいので時間的には余裕がある。いよいよお遍路も最後の日、歩き続けた日々も今日で終わってしまう。







天気も良好、準備も終わりいざ出発!







7番札所十楽寺前を通る。
初日に撮った写真との違いを見せるためぼろぼろになった金剛杖と一緒に撮影。杖の先がまるでカリフラワーみたいになっている。本当にたくさん歩いたなぁ・・・







6番札所安楽寺前


最短距離で行くなら国道をひたすら歩いていく方がいいのだが、せっかくなので遍路道を通って逆打ちをしていくことにした。懐かしい道を思い出に浸りながら黙々と歩いていく。逆打ちをしてみるとわかるが案内が少なくて道が非常にわかりづらい。順打ちの時はほぼ地図を見ないで矢印どおりに歩いていたが逆打ちだと地図と常ににらめっこする感じだ。ずっと逆打ちでまわる人はなかなか大変なんだろうと思った。







前回も立ち寄った休憩所で休憩。
こういう場所には大抵情報ノートが置かれているのだが前回来た時に何か書いておけばよかったと思った。あれからたくさんのお遍路さんが書き込みをしていた。今頃そのお遍路さん達は何処ら辺にいるのだろう。頑張って結願に近づいているだろうか。







5番札所地蔵寺、4番札所大日寺前を通過。
逆打ちをしていると順打ちのお遍路さんとよくすれ違う。彼らはまだ1番から始めたばかりの人達だ。時々軽く挨拶がてら話をすると88ヶ所歩き終わった後ということに大変驚かれ尊敬のまなざしを受ける。確かに、自分も序盤のころベテランお遍路さんに対しては同じような気持ちを持っていたと思う。この先厳しい道のりも多いが地道に歩いていけば歩けない道のりではない、まだまだ先は長いが頑張って欲しいと思う。







3番札所金泉寺前


境内を通り遍路道に抜けるがここで地元のTV局にインタビューされたのを思い出した。あの時は88ヶ所全部歩きますと言いながら内心は出来るところまでやろうっていう思いだった。なんとかやり遂げて戻ってきましたよ。1番札所まではあと少し!!頑張ろう。







鳴門市に入る。








2番札所極楽寺前


ここから1番霊山寺までは目と鼻の先だ。



長かった四国歩きお遍路の旅もいよいよクライマックス。1番と2番の間はたった1.4kmほどだ。残りの道を噛み締めながら歩いていく。徐々に遠くから見えてくる霊山寺の看板、懐かしのお土産屋さん。果てしなく遠い道のりだったがお遍路開始40日目にしてついに・・・








1番札所 霊山寺


戻ってきた!!!!!
40日前ここを出発して時計回りで徳島、高知、愛媛、香川と歩き88ヶ所の札所を全てまわってきた。全行程約1200kmだ。久しぶりの場所に戻ってきたという懐かしさだけではない、その間全部歩いて一周して戻ってきたということにひたすら感動を覚える。とにかくとにかく広かった四国、だけど全部歩いたことで点と点が線につながった。ついに四国一周歩き通したのだ・・・!!



山門をくぐり深々と一礼をして最後の参拝。本堂、大師堂と巡り無事88ヶ所歩き通せたことの報告と感謝の気持ちを込めてお参りした。





霊山寺脇にあるお遍路用品店に立ち寄った。初日にここで金剛杖など必要な物を買いそろえたのだ。その時の無愛想な店員はおらず今日は愛想のいい女性の店員2人だった。ここに来たのは新品の金剛杖と自分の金剛杖がどのくらい長さが違うか確かめてみたかったからだ。店員さんに一声かけて新品の金剛杖と比べてみた。







なんと約12cmも短くなっているではないか!
毎日毎日一歩づつ歩くたびに地面に突いていた金剛杖。気づかぬ間に少しづつ削れてこんなにも短くなっていたのだ。杖の色も完全に黒ずんでもはや同じ色をしていたなんて思えない程だ。店員さんに全部歩いてきたと言うとテンションが上がって記念撮影までしてくれた。ありがとうございます。



無事お礼参りも済んで四国の歩きお遍路旅は終わった。でもお遍路自体はまだ終わっていない。これから和歌山の高野山に登りお礼参りをしなければならないのだ。



霊山寺から板東駅まで歩き次の電車が来るまでお遍路中お世話になった色んな方に連絡を取った。無事結願できたこと、1番まで戻ってこれたこと、そしてお世話になったことへの感謝の気持ち。本当に色んな人の支えがあったからこそここまでやってこれたのだ。



板東駅から徳島駅まで戻ってきた。懐かしの徳島駅だ。最初は徳島駅周辺を歩いて田舎だなぁなんて思ったがさらにド田舎の道を歩いてきたおかげでとても都会に思えた。ちょうど昼時だったので前回は食べなかった徳島ラーメンを食べることにした。






徳島ラーメン 両国


徳島ラーメンは割と最近有名になってきたらしい。







醤油ベースのスープにチャーシューではなく豚バラ肉が乗っているのが特徴だ。徳島ラーメンはおかずみたいな感覚で食べるらしいので豚バラ丼も注文。なかなかうまい!!生卵を入れて食べることが多いと聞いていたがこの店には置いてなかったようで残念だ。次徳島ラーメンを食べるときは生卵に挑戦したい。




徳島から和歌山へは徳島港からフェリーが出ている。夜中の2:55発ということでかなりの時間が余っていた。時間を潰すところもないので前回泊まった駅前の漫画喫茶で夜までのんびりすることにした。過酷な旅が続いていたがゆっくりと飲み物を飲みながら漫画を読めるというのは至福の時だ。夜になって会計を済ませると店員のおじさんが「これからお遍路ですか?」と尋ねてきた。いや、もう全部まわってきたんですよと言うと驚いて「ご利益があると思うので・・・」と言い金剛杖を触らせてあげた。


徳島駅から徳島港へは雨も降っていたのでバスで行くことにした。







徳島港フェリーターミナル







ほとんど人影のない寂しいターミナルであった。
窓口で2:55発の南海鉄道の切符付きチケットが欲しいと言うと出発30分前から販売開始するというのでそれまでは待合室で待つことにした。







本日はここの待合室にて仮眠。
寝過ごしてフェリーに乗り遅れないようにしなくては・・・
いよいよ明日、四国を抜ける。


本日の歩行距離/天候

約17km 晴れのち雨

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前日はお遍路交流サロン横の東屋で野宿した。いつもなら6時頃には出発するのだがお遍路サロンで歩きお遍路の証明書をもらうため開店の8時までのんびり過ごしていた。東屋で開店を待っていると地元のおじさん二人組に声をかけられた。ここまで全部歩いてきたというと驚いていて自分らもやってみたいと言う。話の流れでお遍路の次は中国の西安に行くのがオススメだと言われた。何でも弘法大師が修行した場所らしいのだ。中国は北京と上海の都市部しか行ったことがないので一度がっつりまわってみたいと思っていた。いつか行く機会があればその西安にも是非行ってみたいものだ。








おじさん達と話をしているとちょうど8時になったのでお遍路サロンへ。職員の方に証明書が欲しいというと名前と住所を書かされてしばし待つように言われた。中には既にお遍路さんが何人かいて顔見知りのおじさんもいた。お互いの労を労うのはまだ早いかもしれないがここまで来るとそんな雰囲気になる。お接待でお茶やお菓子をいただき朝からほっこりする。







館内の展示物を見ながら証明書の発行を待つ。
四国の立体地図を見ると本当に四国は山だらけなのだと実感する。一つ一つの札所の位置を見ながら我ながらよくたくさんの山を越えてここまで歩いてきたのだと感心してしまう。



しばらくすると一人一人名前を呼ばれて四国お遍路全行程1200kmを歩き通したという証明書とバッチ、DVDをいただけた。厳密に言えばまだ終わってはいないしそもそも全てを歩き通したという証明があるわけではない。完全なる自己申告性であり、ぶっちゃけここまで車で来て「歩いてきました」と言えばきっともらえてしまうものだ。だがこの証明書は他人に証明出来なくても自分自身だけがその価値のわかるとても大きなものだと思う。一生ものの宝物にしようと思う。



証明書を無事いただき少し遅くなったが本日のお遍路を開始する。







結願の道。
いよいよ最後の88番へ向けて歩き出した。







前日はすっきりしない天気だったが今日は晴天。絶好の結願日和(?)だ!!







大窪寺までは国道を迂回して行くルートと女体山を登って行くルートがある。もちろん距離的には後者の方が短いので少々キツそうだが女体山ルートで行くことにした。キツい山登りもこれで最後だと思えば頑張れる。







話には聞いていたが女体山の登山道はなかなかハードだ。傾斜がキツく岩肌むき出しの歩きにくい道のりが多い。天気がいいだけあって登っているとすぐに汗が噴き出してきてヘトヘトだ。







こんな手すりのついた山道はさんざんお遍路で登ってきた中でも初めてだ。さすが四国さん、簡単には結願はさせてくれないようだ。これが最後の試練だと思い必死で登って行く。







女体山山頂に到着!!
なんとか登りきった。あとは大窪寺までくだっていくだけである。







山頂から少しくだったところの展望所。
下に少し見えているのが大窪寺か!?







大窪寺までもう少し!!
自然と足取りも早くなっていく。お遍路が終わってしまうのは寂しさがあるがここまで来ると結願を控えて落ち着かない気分だ。残りわずかな道のりを早足で駆け抜けていく。そしてついに・・・






















88番札所 大窪寺



お遍路開始39日目
ついに・・・ついに・・・!!結願達成である。








ようやく辿り着いた88番であったが女体山登山での体力の消耗とのどの渇きにまずは恒例のコーラ休憩にて自分への労を労う。登山に加えて無事結願を果たした後に飲むコーラは何物にも代え難いうまさがあった。しばし休憩しながら放心状態。しばらくすると店のおばちゃんが隣りのお接待所から生姜湯を持ってきてくれた。疲れに効くというので喜んでいただいた。接待所でぼーっとしているとお遍路サロンでも会った顔なじみのお遍路のおじさんが国道の迂回ルートからやってきた。距離はあるがなんだかんだ自分とは大して時間の差はなさそうだった。お互いに結願を喜び合おうと思ったがそのおじさんは最後にまだ別格の札所が一つ残っているのだという。別格の札所ってまだこの先にもあるのか・・・別格をまわる人は大変だ。


のんびり休憩した後は再び境内へ向い参拝しに行った。
山門でおばちゃんに声を掛けて記念に写真を撮ってもらうことにした。おばちゃんの写真センスがなく何度も撮り直してもらうことになったが、ついに・・・







88ヶ所結願ー!!!!!!!
といういかにもたった今辿り着いたかのような躍動感溢れる写真を撮ることができた。




いつものように本堂、大師堂とそれぞれお経を読み丁寧にお参りした。







ここ88番で結願したお遍路さんは金剛杖を奉納することができる。でもせっかく一ヶ月以上も苦楽を共にした大切な金剛杖である、ちょっと荷物にはなるが奉納はしないで自宅に持って帰ることにした。


さすがお遍路最後の札所というだけあってお遍路以外にもたくさんの人が参拝に来ていた。家族連れなどに紛れながら境内のベンチでぼーっと感傷に浸っていた。ついに88ヶ所結願・・・長い道のりのようだったしあっという間のようでもあった。キツい道のりも多かった、山道の度にいい加減にしてくれと思った、雨が降って天候に怒りを覚えることもあった、歩いても歩いても辿り着かない札所もあった、田んぼ道を歩き砂浜を歩き墓地の中を歩きトンネルの中を歩き時には植物園の中を歩いたこともあった、本当に色んな道を歩いた。88ヶ所も歩くなんて無理だと思っていた、でも今自分はそれを乗り越えてちゃんと歩き通してここまで辿り着いた。やれば出来るんだと思った。お遍路をする人は近年増えているらしいがそれでも全てを歩き通す人は全体から見ればかなり少ない。途中でリタイアする人もいる、歩き遍路でも全て野宿か善根宿で過ごす人はさらに少ない、そう考えるとこの過酷な旅を乗り越えた自分はちょっとは誇っていいと思うし身体的、精神的にも少しはタフになったんじゃないかなと思う。



でも、お遍路の旅はここで終わりではない。一応この88番で結願は果たせたが自分はこれから1番の霊山寺まで歩いてお礼参りにいくつもりだ。ここから1番までは40km以上の道のりである。感傷に浸るのはそれからだ。大窪寺の境内を後にして山門で深々と一礼した。



接待所のおばちゃんに1番へ戻る道を教えてもらい下山していく。ここから1番まではこのまま山を下って10番札所まで出てそこから逆打ちのような形で10番→1番へと戻っていくルートだ。今日中に1番へ戻るのは時間的に厳しいので目標は8番札所近くの温泉施設である。








しばらくすると東かがわ市に入る。







さらに進み徳島県へ戻ってきた。
雲辺寺の時に一度徳島県へ入ってしまっているから若干感動が薄れてしまったがそれでもお遍路をスタートした県に戻ってきたという感慨深さがある。







10番札所までは下り道が多いので比較的楽だった。しかしここもひたすら何もない田舎道だ。買い込んだ食料を食べつつ休憩。買いだめしてなかったら本当に食いっぱぐれしていたところだ。



そして20km弱山道をくだりようやく見覚えのある道に・・・







10番札所 切幡寺前


お遍路開始2日目に通った場所である。
懐かしすぎる・・・


ここからは以前通った遍路道を逆打ちして1番へ戻ることになる。逆打ちなので通ってきた道でも印象が全然違うのだが、たまに振り返り歩き出してまだ間もない日々の道のりを思い出したりした。








9番札所 法輪寺前







以前ここの売店のおばちゃんにお餅のお接待をいただいた。前回来た時は雨が降っていたな・・・軽くおばちゃんに挨拶をして8番札所に向って歩いた。







お遍路を始めたばかりの頃は充電の消耗を気にしてあまり写真を撮っていなかったことを思い出した。何気ない風景が思い出になる。せっかくなのであまり撮って来なかった分、歩きながら何でもない風景をたくさん撮った。







8番札所 熊谷寺前



ここはお遍路初日に来た札所だ。ここで小林さんというお遍路さんと一緒にこの先の温泉施設まで野宿しに歩いて戻っていったのだ。懐かしいなぁ・・・







前回は撮影すらしなかった温泉施設。
翌日の早朝に撮った写真なのでほとんど車が止まっていないが夕方頃はかなりの客で賑わっていた。前回同様今日はここで野宿することにした。







懐かしの温泉施設。



前回は入らなかったが今回は風呂に入ることにした。
数日ぶりの風呂はやはり気持ちいい。露天風呂に行って湯船につかって何気なく目の前を見るといつもの顔なじみのお遍路のおじさんがいた。おぉびっくりした!おじさんは近くの宿に泊まっているらしいがここの温泉に入りたくてわざわざやってきたのだという。お互いの労を労いしばし談笑した。おじさんが「もう一回お遍路やりたいと思う?」と言うので「取りあえずしばらくはいいっすねーw」と答えた。おじさんもしばらくはいいと言っていたが今回は2回目で一応3回目も考えていて次は逆打ちでやろうと思っているらしい。もうとっくに定年を迎えているような歳なのにタフな方だ。でも確かにしばらくはいいやって思うがきっとまたやりたくなるんだろうなって気はする。お遍路には不思議な魅力があってハマる人は何度も四国に来てしまうのだ。自分はこれから先そんな時間的余裕はないと思うけど確かにまたいつかはやってみたいと思う。次はいつになるだろう、定年後とか、若い時に歩いた道のりに思いを馳せながら歩いてみるのも楽しいかもしれない。



風呂から上がって夜まで休憩所で過ごした。
売店でじゃこ天といなり、ビールを買ってささやかに結願のお祝い。久しぶりに飲むビールは最高だ。







夜は温泉施設の脇で前回と全く同じ場所で野宿した。
なんだか不思議な気分だ。今から30日以上も前に自分はこの場所で野宿をして次の9番を目指して歩いていった。今は88番をまわりきって明日1番に戻ろうとしている。この約40日間で自分は何か変わったのだろうか・・・??変わったとは思うけど不安にもなる。



ただ全てを歩き通したという事実は変わらない。
さっきも言ったけどそれはちょっとは誇りに思っていいんじゃないかなと思った。



明日はいよいよ1番へお礼参り


本日の歩行距離/天候

約35km  晴れ

テーマ:
前日は八栗寺ロープウェイ駅横の駐輪場で野宿をした。夜中雨が降り出したがなんとか寝床まで雨が吹き込まずに済んだみたいだ。ここのところ天気がすっきりしない日が多い。しんどいがお遍路もあと残りわずかだ。雨用の装備を整え寝袋をしまって出発、まずはこの麓から八栗寺まで山道を登って行く。











85番札所 八栗寺



相変わらず山道はキツかったが屋島寺よりはまだ楽だった。雨が降る中参拝を終えて再び山をくだり海岸線を歩き86番へ向っていく。



途中の道の駅で休憩がてら朝食タイム。雨があがっていたのでベンチでのんびり食べていたらまた雨が降り出してきてしまった。降ったりやんだりの天気だ。ゆっくり飯を食べることもできない。












86番札所 志度寺



ここも団体ツアー客がたくさん訪れていた。ロウソクを灯す場所もなくなるくらいの団体だ。相変わらずのデカいお経を聞きながら自分の読経に集中する。ここまできて結願まであと札所は残り2つだ。距離的には今日中に88番大窪寺を狙うこともできる。が、今日も実は寄り道の計画を立てていた。



行きたい場所はさぬき市野外音楽広場「テアトロン」だ。
ここは2012年11月にももクロが「独占!ももクノ60分」というライブイベントを行なった場所である。普通のライブとは違ったとても自由度の高いライブでセットリストが決まっておらず、時にはくじ引きで歌う曲や歌う担当を決めたりしながら60分をオーバーすると曲の途中でも強制終了となってしまうという面白いイベントだ。写真などで見ていたこのライブ会場を実際に見てみたいし、会場内にももクロのサインもあるというので是非行ってみたいと思っていた。


調べるとテアトロンはイベントがない日であれば出入りが自由なのだという。この日は土曜日で何かしらイベントがあってもおかしくなかったので前日にさぬき市の観光課へ電話で問い合わせてみた。聞いてみると特にイベントはないので好きに見て行っていいとのお言葉をいただいた。入口は閉まっているが脇の小さな扉が開いているからそこから出入りしていいとのこと。やった!これでサインを見に行くことができる!








しかし自分が今いる志度寺からテアトロンまでは結構距離がある。調べてみると片道1時間44分・・・次の87番は正反対で戻って来なくてはいけないので往復4時間近くかかる計算だ。距離にして往復15kmくらいか。公共交通機関はないので歩いて行くしかない。寄り道というにはなかなかしんどい距離だがこうやって香川に来る機会など早々ないのだ。幸い雨も上がってきた。頑張って歩いて行こう!









テアトロンは大串自然公園の一画にある。ほとんど車通りもない田舎道をひたすら歩いて行く。完全に遍路道から外れているから地元の人から見たらどこへ向っているのか不思議でならなかっただろう。







2時間弱かけて大串自然公園に到着。中にはキャンプ場や運動場、宿泊施設があったりとなかなか大規模な公園だ。テアトロンは敷地内の奥の方にありさらに公園の奥へと進んでいく。








奥は海だが深い雲に覆われてまるで雲海のようになっていた。テアトロンまであと少し。








テアトロンに到着。
入口は閉まっていたが言われた通り脇の小さな扉の鍵は空いていて自由に出入りすることができた。







うわっ当たり前だが写真で見た通りの光景だ!







観客席をぐるっと歩いてみる。
ここで約5000人のファンが集まったとのこと。当日は朝から大粒の雨で公演中止がささやかれていたが彼女達の強烈な天気運でライブが開始する頃には奇跡的に雨があがったらしい。今日もさっきまで雨が降ったりやんだりだったがテアトロンにいる間は雨はまったく降らなかった。彼女達の強運をちょっとわけてもらった気分だ。







ステージにも上がってみた。
今は誰もいないがここに自分たちを見るために観客が集まって大きな声援を受ける気分ってのはものすごいんだろうなぁ・・・とちょっとアーティスト気分になってみた。なかなかこうやって彼女達が実際にパフォーマンスをした場所に立てることなんてない、本当に貴重な場所である。



ステージの裏には控え室(?)のような小さな通路がある。ここはももクロ以外にも何組かライブをしていて小田和正とかMisiaとかサインが並べられていた。








他のアーティストが割とこじんまりとしたサインを書いている中、その奥の方にデカデカとももクロのサインが展示されていた。こんなに大胆に書いてしまって大丈夫だったのだろうか(笑)


色んな角度から何枚も満足いくまで写真を撮った。










テアトロンのあとは同じく大串自然公園内にある讃岐ワイナリー横の物産館へ立ち寄った。テアトロンにサインがあるというのは有名だが実はこの物産館にもももクロのサインがあるという。ライブの後にメンバーが立ち寄ってここのぶどうジュースを飲んでいったのだそうだ。







ぶどうジュースの試飲があったので何種類か飲ませてもらった。うん、なかなか美味い!記念に買ってみようかと思ったが大瓶しかなくて持ち運びが大変そうなので残念ながら諦めた。







レジの奥にサインが飾ってあったので写真を撮らせてもらった。
隣りにあるワイナリーは見学やワインの試飲も出来るみたいなので興味のある方は是非。





目的を達成し、再び志度方面に向って同じ道を歩いて行く。
志度市街に戻ってきて昼食休憩を取る。ここから87番へ向けてお遍路再開、と思いきや実は聖地巡りはもう一ヶ所残っていた。










志度駅からほど近い場所にある「Ainaふろーりあん」という洋菓子店。ここもテアトロンのライブの日にメンバーが立ち寄ったらしくサインもあるのだという。メンバーも食べたというこの店の人気メニュー「さぬきシュー」を一つ購入。









サインも無事拝むことができ写真も撮らせていただいた。








持ち帰りにしたので外でさぬきシューをいただく。生地にうどん用の小麦粉を使用しているという香川らしいシュークリームだ。


店内には色んな洋菓子が置いてあり店内で食べることもできるそうなので気になる方は是非。




ようやく(?)聖地巡りも終わり元のお遍路を再開。87番長尾寺までごりごりと歩いて行く。








87番長尾寺まであと4km、そしてついに!!88番大窪寺の表示が現われた。あと20km、長かった道のりもようやく射程圏内に入ってきた!!











87番札所 長尾寺



残りあと一つ!!
ここから大窪寺までは12km以上の道のりだ。今からでも大窪寺まで行けなくはないが、途中に高知の萩森さんに教えてもらった「お遍路交流サロン」というのがあり、そこで歩きお遍路の証明書をいただこうと思っていたので何時まで開いているか電話してみることにした。聞くと16時に閉まるということでそれまでに辿り着くのは絶望的であった。翌日は8時から開くと言うので今日は大窪寺に行くのは諦めて隣りの道の駅で野宿をして翌日証明書をもらうことにした。


途中コンビ二に寄って食料の買い込み。ここから大窪寺を越えてしばらく行くまでまともに店がないので買っておかないと危険なのだ。







道の駅ながお。
証明書のためにここで野宿することを決めたが実際ここまででかなりクタクタであった。







道の駅もよかったが向かい側の交流サロンの脇にある東屋が非常に快適だったため本日はここの東屋で野宿。明日はいよいよ88番大窪寺へ行き結願する。香川は札所が多くあっという間に88番手前まで来てしまった。なんだか心の準備ができていないような感覚だ・・・自分は1番まで歩く予定なので明日がゴールというわけではないがなんだかもう終わってしまうのだと思うと寂しい気持ちになる。残りの道のりを噛み締めて歩いて行こう・・・



本日の歩行距離/天候

約20km+テアトロン往復約15km  雨のち曇り

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