慢性の痛みを打開す経皮的椎体形成術の治療成績に関するRCT(ランダム化比較試験)は存在しない。症例報告に頼ると安全性と有効性に対する誤った結論を導く恐れがある。RCTや大規模コホート研究が完了するまで有効性を主張すべきでない。
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC7974056/
FDA(アメリカ食品医薬品局)は、椎体形成術と亀背形成術によって軟部組織損傷・神経根性疼痛・骨セメント漏出・肺塞栓症・呼吸不全・心不全・死亡などの合併症が報告されていることから、こうした手術は安易に行なわないよう警告しています。
慢性の痛みを打開するには、従来の古い考え方を捨て去り、破壊的なイノベーションを起こさなければなりません。そのためには、痛みに関するエビデンスに基づく正確な情報を取り入れ、実行に移すことが必要不可欠です。
それがとりもなおさず、「COVID-19パンデミック」「国際紛争」「自然災害」といった、『ブラックスワンイベント』に巻き込まれた腰痛危機を回避する有効な戦略になり得るのです。
国民の利益になるかもしれません。もしご迷惑でなければ「シェア」をお願い致したく存じます。後世に負の遺産を押し付けないためにも、エビデンス(科学的根拠)に基づく情報の拡散にお力を貸していただけると幸甚でございます。