特別講演会『健康は情報で決まるーヘルスリテラシーを高める方法』のたたき台となった、京都府中丹広域振興局主催の平成27年度リスクコミュニケーション『摂食行動と健康寿命~フードファディズムに気をつけよう』の第3部。
ヘルスリテラシーが低いと医療の質の低下、健康状態の悪化、医療費の高騰(救急搬送率・入院率・長期入院率の上昇による)、死亡率の上昇につながることが明らかとなっています。
それだけならまだしも、ヘルスリテラシーが低い人たちは、クワッカリー(イカサマ師・インチキ療法・健康詐欺師・気のせい食品)や、トキシックテロリスト(「毒だ・危険だ・陰謀だ」と声高に叫ぶ人々)の口車にまんまと乗せられて「不安」「恐怖」「怒り」「悲しみ」という毒素を撒き散らし、扁桃体(ストレス反応)の暴走に力を貸していることに気づいていません。どうか貴重な時間とお金を無駄にしないよう、くれぐれもお気をつけください。