アメリカ生産性報告データから労働者28,902名をランダム抽出して分析した結果、疼痛(頭痛・腰痛・関節炎・その他の疼痛)による生産性損失額は年間5.8兆円($612億)でそのうち77%がプレゼンティズム。
https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/197628
複数の研究によって体調不良による生産性損失の2/3がプレゼンティズム(出勤していても心身の不調により頭や体が働かず生産性が低下)、1/3がアブセンティズム(心身の不調による欠勤)によるものだと指摘されています。この調査は疼痛だけに絞ったものですが、感染症・うつ病・消化器系疾患などを含めると毎年$1,800億の損失が生じているというデータや、疼痛疾患だけでも$800億以上、腰痛に起因する生産性損失額は$230億以上という報告もあります。企業はこの事実にまったく気づいていません。
慢性の痛みを打開するには、従来の古い考え方を捨て去り、破壊的なイノベーションを起こさなければなりません。そのためには、痛みに関するエビデンスに基づく正確な情報を取り入れ、実行に移すことが必要不可欠です。それがとりもなおさず、「COVID-19パンデミック」「国際紛争」「自然災害」といった、『ブラックスワンイベント』に巻き込まれた腰痛危機を回避する有効な戦略になり得るのです。
国民の利益になるかもしれません。もしご迷惑でなければ「シェア」をお願い致したく存じます。後世に負の遺産を押し付けないためにも、エビデンス(科学的根拠)に基づく情報の拡散にお力を貸していただけると幸甚でございます。