迷える子羊の思い出とひかりあるところへの道筋 | remain ~本堂史子の記憶

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本堂史子のつれづれ日記 色々あるでよ

改めまして。

かなり日が経ちましたが2月に幕を閉じたウテン結構の「ストレイシープ」

ネタバレを含む思い出をつらつらと。

書くって言ったくせに全然書いてなかった。

でも書きたかったから今更書く!!


物語の前半を終えて

お客様には舞台中央の階段を降りて地下階へ移動していただき

物語の後半を…

という作りで

アトラクションのような作品がとても好評でした。

でもその流れありきなのであの会場以外での上演はちょっと難しいよねってことできっと今回が作品最後の上演。

短期間での再演というか追加公演はそんな流れがありました。


この作品、とても大好きだったんです。

ウテン結構の作品は漏れなく大好きなんですが

ストレイシープは自分が出ないシーンを稽古中に見てて、我慢しなければほぼ100で泣ける位に好きでして。

言葉の力がほんとに凄いんです。

好きなセリフがほんとに沢山ある。

もうネタバレいいよね?と思って書いちゃいますが、好きなとこ書き出すと止まらないので私の中ベストシーン3選を。


女1、6の姉妹のシーンの妹の言葉

星がさ、どんどんどんどん空にのぼっていったね

流れ星じゃないわよ、言うなれば逆流れ星

どんどんどんどん一斉に星がのぼっていく


ってセリフ

言葉はすごく綺麗なのに、飛行機事故の時の窓の外の景色の描写なので恐怖の中その光景が浮かび上がると思うと鳥肌がザワワ!!

っなったり


そのシーンの別れ際の妹よ

時間って残酷だね、そして優しい

がとても切なかったり。


このシーンのBGMもすごい綺麗なんです。


この一連の流れ、すごく好きなんですが、この直後に能天気に舞台に出ないとなので舞台裏で必死に聞かないようにしてた私がいました(笑)🤣


そして

男1のモノローグ

彼女の両親へのご挨拶に向かう途中に起こった事故の直前の記憶


チッ 1秒

という言葉と共に前方で回転するトラックに近づく描写

からの

僕は助手席で寝ている呑気な女の子を見た。瞬間。チッ 時が止まった


のセリフでもう泣ける…

このチッって秒針の進む擬音がすごく耳に残って映像がコマ送りみたいに頭の中に浮かんで切なすぎて胸ギュワってなるんです。


そして

男2のモノローグ

どうだい、すげーだろ。この世の中に子供の頃の夢を叶える人間ってどれくらいいる?俺は、少ないと思うよ、俺は。


ってセリフ。

認知症で行方が分からなくなった父を探すのを諦めて仕事に向かう苦渋の決断を下した男が

完全に思い描いたとおりにはならなかったけど、夢を叶えられた、それがとても自分の中の誇りで大事だって思ってたって背景があって。

その誇らしくてキラキラした感じの言葉の裏に、悲しさとか後悔みたいなものが透けて見えて胸が苦しくなっちゃうけど。

でもこのセリフ、背景込みでも抜きでもとても好きなセリフでした。

初見の台本読みで1番好き!ってなったセリフです。


あぁ、もう見れないんだ聞けないんだなぁって思うとちょっと残念。


気になった方はぜひウテン結構の台本を買ってみてください( ᷇ᵕ ᷆ )




次のウテン結構は5月末。

コロナで中止になった幻の第四回公演の作品

ヒカリアルトコロ

リメイクというか

流れを汲んだ?というか

大幅に加筆修正というか?

第1シーズンの作品の雰囲気を残した感じになるみたいです。


台本の冒頭が公開されてて

楽しみしかない!!

また先行予約特典もあるみたいなので、

近々チケットの予約リンクと共に公演のご案内載せますねー!